全日制の普通高校に在学している生徒でも、高等学校卒業程度認定試験を受けることはできますか? また、受験する場合、専門の予備校に通う必要はありますか?
全日制高校在学中でも、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)を受験することは可能です。
ただし、高卒認定試験で合格した科目を全日制高校の単位として認定してもらえるのか、認定してもらえるとして何単位として認定してもらえるのか、単位を取得した科目の授業に出席しなくて良くなるのかどうかは、在学している高校の学校長の判断によりますので、場合によっては高卒認定試験を受験したことがまったく無駄になってしまう可能性もあります。
ですので、高卒認定試験を受験するのであれば、あらかじめ高校の担任の先生に相談するなどして、あなたの通っている高校での高卒認定試験の扱いについて確認しておくことをおすすめします。
受験をサポートしてくれる予備校などもありますが、高卒認定試験の難易度はあまり高くありませんので、無理に予備校を利用しなくても合格を目指すことはできると思います。
ただ、高卒認定試験で単位を取得していったとしても、実際に大学や専門学校を受験できるのは満18歳以上になってからとなりますので、特別な理由(病弱のため欠席が多く、卒業に必要となる単位の修得ができなかった場合など)がない限りは、高卒認定試験受験は考えずに、在学中の高校を普通に卒業するのが一番だと思います。
2009年04月更新