高校生の卒業後の進路として一番多いのは、大学、専門学校、就職のどれなのですか?
平成19年度の学校基本調査によれば、高等学校(全日制課程・定時制課程)卒業者の進路の内、一番多いのは大学等への進学となっています。
内訳は、大学等進学が51.2%、専修学校(専門課程)進学が16.8%、就職が18.5%となっています。それ以外の進路としては、専修学校(一般課程)や公共職業能力開発施設等へ入学、一時的な仕事(アルバイト・パート等)に就く、などがあります。
この数値を平成9年度の数値(大学等進学40.7%、専修学校(専門課程)進学16.8%、就職23.5%)と比較すると、大学等進学率が10.5%上昇し、就職率が5%減少していることが分かります。平成19年当時、景気が回復基調にあったことや、10年前と比べて大学への入学が簡単になったことを受け、大学進学者が増えたのであろうと考えられます。
より詳しい情報を知りたいようでしたら、文部科学省の学校基本調査のページを確認してみると良いでしょう。
2009年01月更新