助産婦になるための進路はどのようになりますか。
助産師(助産婦の現在の名前)になるためには、助産師国家試験を受験し、これに合格する必要があります。
助産師国家試験の受験資格は、看護師の資格もしくは看護師国家試験受験資格を持つ者で、かつ以下の条件のどれかを満たした者、となります。
1.文部科学大臣の指定した学校において、6カ月以上助産に関する学科を修めた者。
2.厚生労働大臣の指定した助産師養成所を卒業した者。
3.外国の助産師学校を卒業した者、または外国において助産師免許を取得した者で、厚生労働大臣が1.または2.と同等以上の知識・技能を有すると認めた者。
ですので、助産師を目指す場合の進路としては、まず看護師の資格が取れる学校を卒業し、その後、助産師養成施設(6ヶ月~1年)に入学するというものが一般的になります。また、看護大学の中には助産師養成課程を持つ大学もあり、そのような大学で助産師養成課程を修了した場合は、大学卒業と同時に看護師国家試験受験資格と助産師国家試験受験資格の両方を得ることができますので、こちらの進路を目指してみても良いでしょう。
2008年11月更新