私は保育士になりたいと思っているのですが、よくある『あなたに適した職業は?』みたいなテストに答えると、結果はいつも保育士以外の職業になります。進路を変えた方が良いのでしょうか?
職業適性検査には、進路ナビの「なびーの適性調べ」のようなごく簡単なゲーム感覚のものから、SPI2やR-CAPのような本格的なものまで様々な検査が存在します。
そのため、適性検査の種類によって検査結果の精度も変わってきますし、テストを受けた時の精神状態や体調、自分を良く見せようとして嘘をついたかどうか、などによって結果が変わってくるということもあり得ます。
ですので、適性検査を絶対的なものと考えて、最初から保育士になることをあきらめたりせずに、保育士という仕事があなたに合っているのかどうかを確認してから進路を決めてみても良いと思いますよ。
保育士に必要とされる資質は、子ども達と楽しく遊べることの他、子どもを守り導く責任感や忍耐力、日々の業務を元気にこなしていく体力などとなります。あなたがこれらの点で自信がある、または今は自信がなくても好きだからがんばってみたいと思えるようならば、無理に進路を変える必要はないと思います。
保育の仕事が自分に合っているのかどうか不安なようであれば、保育系の学校が開催しているオープンキャンパスや体験入学に参加して、実際の授業や実習を体験してみると良いと思います。きっと参考になると思いますよ。
2008年10月更新