私は将来、ウェディングプランナーになりたいと考えています。 そのためにブライダル系の専門学校に進むつもりでいたのですが、担任の先生に、ウェディングプランナーになれなかった場合の就職先の幅が広がる大学への進学をすすめられました。どうしたらいいのでしょうか。
担任の先生のおっしゃる通り、大学に進学するという進路も十分ありだと思います。
なぜなら、ウェディングプランナーになるのに必須となる資格、といったものは特に存在しませんので、「思いやりの心」や「アイデア力」「“人の感動”のために尽くせる心」などといった資質を持ってさえいれば、大学卒でも十分ウェディングプランナーになることはできるからです。実際に、大学の経営学部や観光系学部などで、語学や経営学、ホスピタリティ精神などについて学んでから、ホテルや結婚式場に就職し、ウェディングプランナーになったという人も数多く存在するようです。
専門学校では、フラワーアレンジメントやテーブルコーディネートを学んだり、ホテル研修で現場経験を積んだりするなど、実践的な勉強ができることが多いものですし、専門学校と付き合いのあるホテルや結婚式場を就職先として紹介してもらえる可能性もあります。ですが、その分、ブライダルに特化した勉強以外はなおざりにされることになりますので、ウェディングプランナーとして就職ができなかった場合に他の職業への就職が難しくなったり、意に沿わない職業に就く羽目になったりする可能性があります。
大学に進学した場合は、特定の職業に特化した知識や技術を身につけることはできませんが、その分、様々な職業を目指せるだけの一般教養や広い視野などを得ることができますので、卒業後に様々な業界を目指すことができます。
このように専門学校に進学した場合、大学に進学した場合の両方にメリット、デメリットが存在しますので、大学と専門学校の性格の違いについて良く調べてから、あなたにとってはどちらの学校に進学した方が有利になるのか、を考えてみることをおすすめします。
2008年09月更新