私は最近、舞台やイベントの企画を考えたり、実際に制作していくような仕事に就きたいなと考えるようになりました。 具体的な職業名は分からないのですが、そのような仕事に就くためには、経験を優先して実際に舞台芸術を学ぶような学科に進むべきなのでしょうか、それとも組織を動かせる知識を学ぶような学科が良いのでしょうか。
あなたの持っているイメージとぴったり合っているかどうかは分かりませんが、あなたが考えられている職業は「イベントプランナー」になるのではないかと思います。
イベントプランナーとは、コンサートやフェスティバル、各種展示会などに関わり、イベントの目的を達成するために、最も効果的な企画や演出を考える職業です。
イベントプランナーは、会場選びからスポンサー集め、スタッフや出演者の選定、宣伝など、イベントに関わるすべての業務に携わることになります。
就職先としては、イベント企画会社や広告代理店などが挙げられます。
イベントプランナーになるのに特別に有利になる学部・学科というものはないようです。どちらかといえば、実務経験が重視されるようですので、学生時代からイベント企画会社などでアルバイトをするようにして、仕事内容に通じておいたり、人脈を作っておいたり、企画力、交渉力を磨いていったりした方が良いようです。
あるいは企画を立てる場所を演劇の舞台に限定するならば、「舞台演出家」の仕事が近いかもしれません。
舞台演出家を目指す場合は、大学や専門学校の演劇を学べる学科に進学し、卒業後、劇団などに所属して、演出助手からステップアップして舞台演出家になることを目指すのが一般的な進路になるようです。
2008年09月更新