化学の知識を活かせる職業には、どのようなものがあるのでしょうか。
化学が関係する業界は数多いため、化学を活かせる職業というものも数多く存在することになります。
化学メーカーの研究開発職や化学者、化学教師といったすぐに化学と結び付けられる職業もあれば、家電メーカーや自動車メーカーといったちょっと化学と外れているように思えるメーカーの研究開発職(液晶や有機EL、燃料電池などが化学分野になります)、バイオ関係や農業関係、食品関係、酒造関係などでも化学の知識を生かすことはできます。
また、医療方面でも、薬学や看護学などには化学の知識が必須となってきます。
ですので、まずはあなたが好きな化学の分野は何なのかをはっきりとさせてみて、それに関係がありそうな職業を探してみると良いと思います。
高校の化学の先生に相談をしてみたり、図書館などに置かれている「~になるには」といった本やインターネットの仕事調べサイトなどを利用して、情報を集めてみると良いでしょう。
なお、メーカーなどの研究開発職や化学者を目指す場合は、最低でも大学院を卒業していることが条件となることが多いものです。ですので、そのような職業を目指す場合は、大学院への進学を念頭に置いた進学先選びをする必要があると思います。
2008年08月更新