社会人ですが、医療系の専門学校に行きたいと思ってます。 臨床工学に興味があり、いろいろ情報を集めていた所、看護師免許を取得できれば、臨床工学技士は一年勉強すれば取れるとの事でした。 確かに看護師はとても需要があり、仮に私が看護専門学校に入学し、資格をとれる年の30歳でも仕事はあると思いますし、仕事の幅は臨床工学技士よりも広いと思います。 ですが、今のところ興味があるのは臨床工学です。臨床工学技士は30歳過ぎても仕事はあるのでしょうか? 看護学校に行ってから臨床工学技士を目指すべきか、そのまま臨床工学技士を目指せる専門学校に行くべきか迷っていますので、どうかアドバイスをお願いします。
社団法人日本臨床工学技士会の公式サイトに掲載されている、臨床工学技士の求人・求職情報を調べてみた限りでは、30歳未満といった形で年齢制限をつけている求人公告はほとんどありませんでした。
ただ、実際に臨床工学技士として就職を目指す場合に年齢が問題になるのかどうかは、雇い入れる側の病院や透析クリニックなどの考え方によると思いますので、はっきりとしたことを言うことはできません。
ですので、就職に関して気になるようでしたら、日本臨床工学技士会や臨床工学技士の受験資格が取れる専門学校に問い合わせてみると良いと思います。
看護学校に行き、看護師の資格を取ってから臨床工学技士を目指す進路と、最初から臨床工学技士を目指す進路のどちらが良いのか、ですが、これはあなたがどのような臨床工学技士になることを目指しているのか、によって変わってくると思います。
医療機器を完全に使いこなすプロフェッショナルを目指すのであれば、臨床工学技士専門の学校に3~4年通って、しっかりと技術や知識を身につけた方が良いと思いますし、看護と臨床工学の両方の知識を持ってオールマイティに働きたいのであれば、看護師の資格を取ってから臨床工学技士を目指してみると良いと思います。
ただ、看護師にせよ、臨床工学技士にせよ、現場で身につけていくべき技術や知識は数多いようですので、チーム医療が一般的になっている現代では、どちらかに特化して勉強をしていった方が良いのかもしれません。
この辺りのことについても、専門学校などに問い合わせてみると良いと思いますので、できれば専門学校が開催している体験入学などに参加して、学校の先生に直接質問をしてみると良いのではないかと思います。
専門学校の体験入学では、授業や実習の様子が見れることがありますので、本当に自分が臨床工学技士に向いているのか、といったことも確認できると思いますよ。
2008年08月更新