税理士になるためにはどのようにすれば良いのでしょうか? 現在、日商簿記検定の2級の資格を持っています。
税理士になる方法はいくつか存在しますが、最も手早く簡単になる方法は税理士試験に合格して税理士になる方法だと思います。
税理士試験に合格して税理士になるには、税理士試験合格後、2年以上の実務経験を積み、日本税理士会連合会に備えてある税理士名簿に登録してもらう必要があります。実務経験に関しては、税理士試験合格前のものも認められますので、簿記などの資格を活かして会計事務所などで実務経験を積み、税理士試験を受験するというパターンも多いようです。
税理士試験の主な受験資格は以下のようになります。
下記のいずれか1つに該当する方
・税務、会計に関する事務、または税務官公署における事務その他一定の事務の従事期間が3年以上の方。
・大学3年次以上(中途退学者含む)で、法律学または経済学に関する科目を含め62単位以上を取得した方
・大学3年次以上(中途退学者含む)で、法律学または経済学に関する科目を含め36単位(うち外国語と保健体育を除く一般教養科目24単位以上)を取得した方
・大学または短大の法律学または経済学部卒業した方。その他の学部の場合は、法律学または経済学に関する科目を1単位以上取得した方
・日商簿記検定1級もしくは全国経理学校協会主催簿記能力検定試験上級の資格を持っている方
ですので、あなたの場合は、大学、短大などに進学して法律学、経済学などを学んだり、日商簿記検定1級の資格を取るなどすれば、税理士試験の受験資格が得られることになります。
2008年07月更新