私は運動がものすごく苦手なのですが、運動が不得意だと警察官として採用されるのが難しくなったりしますか?
警察官採用試験には体力試験もありますので、極端に運動が苦手な場合は不利になる可能性があるようです。
体力試験で良く使用される種目としては、腹筋、腕立て伏せ、反復横跳び、握力、バーピースクワット、立ち幅跳び、20mシャトルラン、1500m走などがあるようです。実際にどの種目が使用されるのかは、各都道府県の警察が配布している受験案内を確認することで調べることができます。
各種目の合格条件は公式には発表されていませんが、ネットなどに書かれている受験体験者の話では、腕立て伏せの場合で2秒に1回のペースで31回、20mシャトルランで67回、とそれなりにきついものとなっているようです。ただ、女性の場合は若干条件が緩和される、途中でへたばっても続けようという姿勢をアピールすることで評価される、という話もあるようですので、今の時点で無理だと感じたとしても、あきらめずにコツコツと体力づくりをしていくと良いと思います。
また、警察官の採用にあたっては身体条件による制限もあります。各都道府県によって制限に違いはありますが、大体以下のようになるようです。
身長:男性の場合で160cm以上、女性の場合で155cm以上
体重:男性の場合で47kg以上、女性の場合で45kg以上
胸囲:男性の場合で78cm以上、女性の場合で奈良以外は基準無し
視力:両眼とも裸眼視力0.6以上、または矯正視力1.0以上
色覚:正常であること
関節及び五指の運動その他:職務遂行に支障のないこと
こちらの条件に関しても受験案内に記載されていると思いますので、確認してみてください。(すぎもと)
2008年04月更新