大学入試の際に日本史で受験するか、数学で受験するかで迷っています。 学校の先生には、志望する学部が文系なら数学を選んだ方が受かりやすくなるし、将来的にも役に立つ、と言われています。ですが、私自身は日本史の方が好きで勉強しやすいので、日本史を選びたい気がします。 どちらを選んだ方が良いでしょうか。
私の経験からすると、文系で数学を選択する人は少ないと思いますので、あなたが数学を得意とするならば合格はしやすくなるかもしれません。ですが、大学によって試験の難易度は異なりますので、一概に「数学を選んだ方が合格しやすくなる」とは言いきれないと思います。
また、将来的に数学の知識が役立つという話ですが、経済学部や経営学部などでは確かに数学が必要になる場合がありますが、それ以外の文系学部ではあまり利用されないでしょうし、受験勉強で必要となる数学的知識と社会に出てから必要となる数学的知識とは異なりますので、数学の受験勉強をしたことが必ず将来的に役立つとは言い切れません。ですので、受験科目として考えると、高得点を期待できる得意科目を勉強するのが一番だと思います。
将来のことに関しては、大学に入学してから、自分に足りないと思える部分の勉強をしていくようにすればいいのではないでしょうか。実際、私の友人にも、大学に通いながら、自分に必要な勉強をするために専門学校に通っていた人もいましたよ。(かわべ)
2006年06月更新