理科の受験科目について悩んでいます。第一志望の学校は化学のみで受験できるのですが、その学校以外の志望校では物理が必要です。物理と化学の両方を勉強すると、どちらかが疎かになってしまって中途半端な結果になってしまうのではないかと不安です。それならば、物理を捨てて、化学のみで受験できる学校に絞るべきか、とも考えています。どうしたらいいと思いますか?
私は、物理も取っておいたほうがよいのではないかと思います。
これは私自身の経験なのですが、国立大学と私立大学を受けようと思っていたので、センター試験の科目選択でいろいろ迷った挙げ句、第一志望に数学が必要ないにも関わらず、大の苦手であった数学も一緒に受験しました(散々な結果になりましたが…)。結果として、第一志望が合格圏に入らず断念、代わりに違う国立大が合格圏に入ってきたので、そちらを受験して合格し、入学を決めました。この大学の受験にはセンター試験の数学が必要だったので、助かりました。保険という考え方は私自身あまり好きではないですが、現実あった方がいいという気持ちもあります。
また、広い視点から見れば、将来、研究職を目指すのであれば、少なからず物理についての見識も必要ではないかとも思うので、「化学を勉強するにも物理は生かせるんだ」という気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか?(津田)
2006年04月更新