僕は社会福祉を専攻する大学1年生で、将来は社会福祉士の国家試験を受け、社会福祉士になりたいと思っています。できれば社会福祉の専門家になりたいと思っているのですが、大学卒業後は大学院に行くべきでしょうか、それとも専門学校に行くべきでしょうか。
専門学校は「社会で社会福祉士として即戦力となる」ための学校です。実習を行うなど、実際に役立つ技術や知識の修得が一番の目的です。
大学院は、大学と同じ、さらに「学問を修める、追求する」学校です。社会福祉を学問として捉え、福祉の観点からどうしたら社会はよくなるのかといったことを研究していきます。
ですから、あなたがどんな社会福祉の専門家になりたいかで、大学院がよいのか専門学校がよいのかというのが違ってきます。ただ、すでに大学で社会福祉を専攻していますから、より専門知識を深めるためには大学院に進学するというのが良いのではないかと私は思います。
また、大学院によって研究内容が違います。現在行っている大学ではないところの大学院にも進学することもできます。今1年生ということなので、いろいろ勉強していくうちに興味のある部分も変わってくると思います。大学院を決める時期にあらためて、自分は社会福祉の中でもどんなことに興味があるのかを見つめ直して、それにもっとも合う進路を選んだらよいのではないかと思います。(大滝)
2006年03月更新