義務教育終了後、高校から大学院まで学校があるけれどそれらの学校に行かなければいけませんか? それらの学校に行く必要はありますか? それらの学校に行くことは大事なことですか? それから就職でそれらの学校を出ていないと就職は難しいですか?
「学校ってなんで行くの?」というのは、誰しもが一度はぶつかる疑問です。これは私の意見なので、参考にしてもらえればと思って書いてみます。
まず「仕事をするには学校を出ないと難しいか」という話ですが、難しいと思います。家業を継ぐとかタレントになるとか、例外はありますが一般的には難しいです。
理由としては、「仕事」をするというのは「誰かのために役立つことをしてその見返りとしてお金をもらう」ことです。「役に立つ」というのは「いい技術」や「いい情報」の提供だったりします。たとえば中学を卒業して仕事をはじめたとすると、中学校で学ぶことは「より専門的なことを学ぶための基礎」でしかありませんから、直接「仕事」とは結びつきません。
ここからは他の質問とも関わってきますが、まずは将来どんなことがしたいのかということです。いつかはあなたも必ず自分の足で立ってお金を稼いで生きることになります。その現実を楽しく過ごすかフラフラ無意味に過ごすか、それはあなたの選択です。あなたにしかできない技術が身についたらそれだけ世の中に求められる存在になりますし、それだけ充実した人生が送れると思います。
「学校に行くこと」が必要/大事なことではなくて、何を目指して何をするかが重要なのです。目指すことがわかれば自ずと何をするのかが見えてきます。必ずしも「学校へ行く」にはならないかもしれませんが、多くの場合は「自分を磨くため」の学校に行くことになることが多いですよ。(津田)
2006年03月更新