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語る!仕事人 スペシャルインタビュー 語る!仕事人 スペシャルインタビュー 漫画家

読者のことを一番に考えて、作品に込めた「好き」がちゃんと伝わる漫画を届けたい

平和 ライチ ひらかず らいち さん

神奈川県生まれ千葉県育ち。千葉県立佐倉東高等学校を卒業して、上京。さとうふみや先生のところでレギュラーアシスタントののち、月刊ブシロードで読み切りデビュー。その後、連載を経て、現在は次作製作中!

年齢

20代後半

勤務時間

1日約 8時間〜12時間

賃金

秘密

アシスタント生活を経て、漫画家デビューをした平和ライチさん。なんと、2人のお子さんを持つ母親でもある平和さん。そんな平和さんに、漫画家としての職業について色々お伺いしました。

Q.平和さんの仕事内容について教えてください。

漫画を描くことです。

Q.1日のスケジュールについて教えてください。

必需品のiPad Proと猫ちゃん(げんき)
必需品のiPad Proと猫ちゃん(げんき)

(子供がいるので)子供を幼稚園に送ったあと、家事を済ませてから仕事、子供たちのお迎えの時間に切り上げて、寝かしつけてから仕事です。

Q.平和さんが漫画家になりたい、と思ったのはいつですか?

小学生の頃です。

Q.なぜ漫画家になりたいと思ったのですか?

子供の頃大好きな漫画があって、よく真似して描いていたのがきっかけです。

Q.高校時代は、どんな高校生活を送っていましたか?

高校に行きながら、漫画を描いて『集英社 週刊少年ジャンプ編集部』に持ち込みをしたりしていました。

Q.高校卒業後の進路は、どのように決めましたか?

両親は私が決めた道なら反対しないと思っていたので、自分で好きなように決めました。それで、バイトをしてお金を貯めて上京してアシスタントで修行をしてデビューを目指す、という進路に決めました。

Q.デビューする前はどのように漫画家への道を進んでいったのですか?

上京してアシスタントをしながら、出版社に持ち込みをしていました。新人賞は受賞するものの、長い間デビューにつながらず、悩んだ末に、自分を追い詰めるためにアシスタントをやめて、「貯金が尽きるまでに絶対デビューする!」と決めて、漫画の仕事をもらうことに専念しました。

Q.漫画はどのような流れで完成しますか?

ネームです。
ネームです。

まず、ネタ作りやキャラクター作りをしていきます。そして、
・プロット
 (物語を文字に起こす)
・ネーム
 (簡単な絵でコマを割りセリフや絵を入れる。)
・担当編集と打ち合わせ→ネームの直し
・ネームの直しを繰り返す
 (直す回数は人それぞれ。私は3~5回が多いです。ここで全ボツになることも泣)
・担当編集からOKが出たら作画
 (下書き、ペン入れ、ベタ入れ、トーン貼り、仕上げ)
となり、完成原稿を担当編集に渡して問題がなければ完成となります。

Q.仕事をするときに気を付けていることはなんですか?

読者にちゃんとわかりやすく描けているか、読みづらくないか、読んでいて疲れないか、まずは読者のことを考えています。その上で自分の、作品に込めた「好き」がちゃんと伝わるかを気をつけています。

Q.漫画家の仕事をしていて、楽しい・嬉しい時はありますか?

読者さんからファンレターや贈り物をいただいた時、サイン会などのイベントで声をかけてもらえた時、雑誌の読者ページやツイッターで感想をもらえた時、そういったことが、かなりの活力になります。

Q.漫画家の仕事の大変なところは?

自分のモチベーションの維持と、担当編集とのコミュニケーションです。

モチベーションが下がるとペンが進みません。漫画は製作に時間がかかるので、長い間モチベーションを維持することは今でも課題です。

編集さんとのコミュニケーションは、編集さんは漫画を描かないので、アドバイスが作家側にうまく伝わらず、ネームの直しがうまくいかないことがよくありました。新人の頃はそれがわからず、担当さんのアドバイスを鵜呑みにして、自分の描きたい漫画を描けずにいた時期がありました。

Q.どんな人が漫画家に向いていますか?

漫画を描くことは忍耐力が必要で、時間もかかるけれど、それでも描くことをやめられない人が向いていると思います。あとは良好な人間関係を作ることが上手い人です。

Q.今後の夢や目標について教えてください。

新しい漫画の連載と、同人活動もやってみたいです。フットワークを軽く、どんどん作品を発表していきたいです!

Q.「進路ナビ」の読者へメッセージをお願いします。

私が漫画家を目指していた頃は、「出版社に持ち込む」か「漫画賞に応募する」しか漫画家としてデビューする方法はありませんでした。

今はSNSが普及して、発表の場が増えましたし、電子書籍を自費出版できる時代になりました。

それだけではなく、漫画サイトや漫画アプリも充実して、紙の雑誌しか無かった時に比べて、連載されている漫画の数が圧倒的に増えました。少し前より漫画家になれるチャンスが増えたと言えます。

それでもまだ一握りの人にしかなれない職業かもしれませんが、私は、描き続けることと、発表し続けることをやめなければ、誰でもいつか漫画家になれると思っています。

漫画家は漫画が好きな者同士なので、仲が良く結束の強い職場が多いです。ぜひこの業界に飛び込んでもらえたらうれしいです。

お仕事ワンポイント!

仕事で接する人

編集者やアシスタント

必需品

アナログなら画材(漫画原稿用紙やつけペン、ミリペン、筆ペン、インク、ホワイト、トーン、定規、マスキングテープなど)デジタルならPCやタブレットと漫画制作ソフト。私はiPad ProとクリップスタジオiPad版を使用してます。

役に立つ資格

特になし

大事にしているものは

「良好な人間関係を作ること」と「締め切りを守ること」

趣味

アクアリウム・仕事以外も漫画を描くこと
漫画以外の趣味はたくさんあった方が、漫画に活かせます。

Information

ヴァンガードGストライドジェネレーション4巻発売中です!

お仕事の依頼はこちらまで。
【メール】flyingsky8956-1@outlook.jp
【Twitter DM】https://twitter.com/HirakazuRaiti

(掲載日:2019-08-19)
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