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愛知県 私立大学
名古屋芸術大学

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先生・先輩

先輩の声

選択肢は無限。人生はどうにでもできると海外で気付いた。

  • 古川 博さん
  • 音楽領域
  • 2004年卒業 / コンサートサポート会社「ホタルギグ」代表

高校生の時から、イベントの企画や運営をする仕事がしたいと思っていました。バンドを組んでいましたが、楽器を練習するよりライヴを企画する方が好きでしたね。

大学に入ってからは学業に加え、大学祭でライヴの企画・運営に熱中しました。歌手やバンドをゲストに招きライヴを開催するそれまでの形式を根本的に改革。学生が主役となり学内のあちこちでさまざまなジャンルのライヴを同時多発的に行うフェス形式は今でも続いているそうです。

また今の仕事を始める前にロンドンへ留学。舞台会社に勤めていた時に学んだ技術と経験を生かしてイベント活動を行っていました。初めての海外で一人、言葉も話せない状況からのスタートでしたが、そのおかげで人生観がガラリと変わりました。今まで自分が見てきた選択肢は、ごく一部の限られたものであり、本当は「人生の選択肢は無限にある」のだと気づきました。

どんなことでも自分が動き出せば結果がついてくる、自分の人生を自分で選択して生きていかなければならないと感じ、その考えが今の生活にも反映されています。また人生には仲間の存在も重要。バンドも留学も仕事も、素敵な出会いに恵まれ、多くの仲間ができました。今はその仲間たちと面白そうなことに真剣に取り組み、カタチにしていくことが何よりも楽しいですね。

これから名古屋芸術大学を目指す人たちには、自分の直感を大切にし、挑戦したいことに突き進んでほしいと思います。

(掲載年度:2021年度)

学びの場で、人生を通して付き合える仲間がみつかる。

  • 角田 健太さん
  • 美術領域
  • 2004年卒業 / 喫茶店経営・ミュージシャン

もともと日本画を学んでいましたが、大学で版画の面白さに気づき、版画コースへ編入。版画は自由度が高く、また尊敬できる先生に教えてもらうことができ、楽しく学ぶことができました。

高校の時から活動していたバンドも継続。大学祭ではライヴハウスを組み立てイベントを行うなど、音楽にも注力し充実した大学生活を送りました。卒業後は憧れていたライヴハウスで働きながら音楽活動を行い、そこで人生の考え方に影響を与えてくれた人や多くの仲間に出会い、経験を積みながら広い人間関係を築くことができました。

その後一人でブラジル・南米へ。4カ月ほどあちこちの街に滞在し、ライヴを見たり街の雰囲気や人、時間の流れを肌で感じたことが今の生活にも生きています。帰国後は祖父の代から続いている喫茶店を引き継ぎ、現在は経営をしながらミュージシャン活動を行っています。週末には音楽の仲間をゲストに呼びライヴを開催したり、店内に友人のアート作品を展示したりと、仲間とのつながりを大切にしています。

大学生活を振り返ると、学んだことは何一つ無駄になっていないと実感。何もしなければ時間はそのまま過ぎてしまいます。自分の未来は自分で選ぶしかないので、悔いのない選択をしてください。名古屋芸術大学は、自分とは違う感性や魅力を持った人が多く集まります。そういった人たちと刺激し合い、成長し、その先の人生も付き合っていける仲間を見つけてください。

(掲載年度:2021年度)

自分が教えてもらったように、子どもたちに学校の楽しさを伝えたい。

  • 荒木 まりえさん
  • 子ども学科
  • 2014年卒業 / 豊川市一宮西部小学校教員

小学生の時に出会った素敵な担任の先生に憧れ、教員を目指すようになりました。中学、高校でも先生に恵まれ、学校は楽しく過ごせる大好きな場所でした。高校では吹奏楽部に所属。音楽を学べる大学に興味があったものの、教員になるという夢のために諦めかけていたときに、名芸大を知りました。音楽に触れながら保育を専門的に学びたいと思っていたわたしにぴったりの場所だと感じて入学。

学校生活では、ピアノの授業が印象に残っています。先生一人に対し学生が5、6人という少人数制の授業で、個々のレベルやペースに合わせてしっかり指導してもらえる貴重な時間でした。「子どもと音楽」のゼミでは、先生のお手伝いとして小学校を訪問し、子どもたちと触れ合ったり、他の先生の授業を見学させてもらったりなどの体験ができ、より学びが深まったと感じています。教員試験前には毎日就職支援課に通い、支援課の先生に教職員募集の情報を教えてもらいながら、面接の練習、願書の書き方の指導など親切にしていただきました。

現在は小学2年生の担任をしています。子どもの成長に喜びを感じながら、ときには伝えたいことがうまく伝わらずに悩むことも。しかしそういうことも全部含めてやりがいが多く素敵な仕事だと実感しています。教員は一生続けられる仕事。自分が憧れた先生のように、学校が楽しいと思ってもらえるようにたくさんのことを教えてあげたいと思っています。

(掲載年度:2021年度)

先生からのメッセージ

君の心の声は、間違っていない。

  • 竹本義明先生

一般的に音楽であれ美術であれ芸術というものは「なにか高尚なもの」「贅沢なもの」「勉強して理解するもの」であると捉えられており、多くの方々にとって「自分には関係のないもの」として扱われてきたのではないかと思います。
芸術の価値は企業の業績や試験の点数のように数値化することができないため評価が定まらず、芸術大学が果たしてきた役割や、その存在の意義すらもあいまいになり、一般大学にくらべ芸術大学 は社会から一定の距離を置いた存在となっていたように感じます。
一方で、芸術が社会に対して果たす役割は、日々、大きくなっていっていると感じます。世界の経営者たちの間ではMBAより美術館へ行けと言われ、 芸術で感性を磨くことがとても重要なこととされています。従来の価値が揺らぎ、行き先も不透明で混沌とした現代であるからこそ、芸術が持つ鮮烈な感性や豊かな発想力が社会から求められているのではないでしょうか。

名古屋芸術大学では、学部の垣根を取り払うボーダレスという大学改革を進めてきました。人間発達学部という保育・教育分野を含め、あらゆる学部・領域が自由に行き来することで新しい発想が生まれ、これまでにない創作が行われることを期待してのことです。さらに、ワールディアという教育プロジェクトを興し、芸術で培った感性を社会や世界へ拡げる試みを行っています。新しい発想を生み出す枠組み、そしてそれを大学から外へと拡げる仕組みを整えたわけです。
さて、芸術大学に進学を考える皆さんの心の中には、まだ明確に形作られていないかもしれませんが「こんなことをやってみたい」「あれがおもしろそう」というおぼろげな興味があるのではないかと思います。大人や周りは「そんなことが仕事になるのか」「それで飯が食えるのか」と言うかもしれません。既存の枠組みで考えれば、それは不確かなものにしか見えないからです。しかし、その正体のはっきりしないものが、やがて新しい発想や新しい価値となり、社会に貢献していけるものになると私たちは考えています。そして、それを育み鍛えるための準備が本学にはあります。今はまだもやもやとした気持ちでしかないかもしれませんが、その気持ちは間違ってはいません。その不確かな衝動を確かなものへと磨き上げること、社会や自分の将来に価値あるものを生み出す感性を育む場所が芸術大学なのです。

(掲載年度:2021年度)