史学科
「足で学問する」の伝統を継承する立正史学
⽴正⼤学の史学科は、⽇本史、東洋史、⻄洋史、考古学の4分野から学び、歴史資料を⾃ら調査する⼒を養います。現地に⾜を運んで⾏うフィールドワーク調査は、「⾜で学問する」⽅針のもと、史学の醍醐味を余すことなく学ぶことができます。
大学で学ぶ歴史学は、教科書や概説書に書かれていることを覚えることではありません。教科書や概説書の記述の根拠となっている史料に向き合い、それら史料からどんなことを読み取ることができるのか、自分で考えていきます。日本史では変体漢文とよばれる史料を読むほか、東洋史では漢文で書かれた原典史料の講読をします。西洋史では英語で書かれた研究論文を読んだりもしています。とくに「実習」科目では、くずし字で書かれた古文書の読解をしたり、石器や土器を実測し、遺跡の実地調査を行ったりするなど、史料と直接向き合う機会が設けられています。
- 別学・共学
- 共学
- 昼/夜/通信
- 昼
- 年限
- 4年
- 募集定員
- 155名
卒業後の進路
2021年3月卒業生就職実績 ※文学部全体
国家公務員(農林水産省・自衛隊)、地方公務員(行政職)、明治安田生命保険相互会社、株式会社オリエンタルランド、株式会社マイナビ、イオンリテール株式会社 他
目指せる資格・検定
- 中学校教諭免許状
- 高等学校教諭免許状
- 司書
- 学校図書館司書教諭免許状
- 学芸員
- 社会教育主事
- 社会福祉主事任用資格
注目のカリキュラム
演習と実習
「日本史演習」の授業では、概説書を講読して基礎的な知識を習得したり、専門的な学術論文を読み込んで研究への活用法などを学んだりします。また、テーマに基づいた発表を行い、質疑応答や議論を通じて、研究を進めていく上で必要な技能を養います。
また、実証を重視した学修を実践しており、たとえば石器や土器を復元したり、古墳や石造物等の実測や撮影を行うなどの、フィールドワークを積極的に行っています。「考古学実習」の授業では夏期休暇を利用して約2週間程度の発掘調査も予定しており、考古学を体験的に学ぶことを重視しています。
学費
入学金
1,278,000円
学費について
※上記の学費は、初年度納入金合計です。