日本史学専修
専修の特徴
日本列島上の文化は、東アジアはもちろん地球的世界との交流の中で、時代とともに形づくられてきました。日本史は地球史の一環でありながら、一方で日本列島上の風土・習俗・知識は、文化として我々の心身に染み込んでいます。この世界の中で生きる私たちは、日本列島上に集積された時間、歴史を読み解き、新たな事実を発見し、謎を解き、知恵に変えていくことで、まず自らのアイデンティティを確認し、相対化しなければなりません。日本史学専修では、東アジア古代・中世・近世・近世近代移行期(幕末・維新期)・近代・現代という日本の各時代を網羅するスタッフを揃え、国際関係・天皇と身分・都市と村・女性史とジェンダーなど、歴史上の重要な諸テーマについて、時代を超えて考えます。
歴史研究の本体である史料の読解を通じて分析力・構想力を養うとともに、歴史の舞台・現場に直接出向くフィールドワークに参加することもできます。歴史研究の楽しさに触れつつ学生の好奇心と探求力を刺激し、真の国際人を養成します。
目指せる資格・検定
- 中学校教諭免許状
- 高等学校教諭免許状
- 司書
- 学芸員
- 社会教育主事