精神保健福祉士と社会福祉士ってどう違うんですか?
精神保健福祉士とは、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識をもって、精神障害の医療を受け、又は社会復帰促進施設を利用している精神障害者に応じ、援助を行うことを仕事としている人を指します。
社会福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上、もしくは精神上の障害があること、又は環境上の理由により日常生活を営むことに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を仕事とする人のことを言います。
二つを比べてみると、精神保健福祉士は支援の対象が精神障害者に限定されているのに対し、社会福祉士は身体上の障害がある人も対象に含まれていることが分かります。二つとも社会福祉学を基礎としている点では共通ですが、精神保健福祉士は、より精神医学の知識に重きを置いた社会福祉専門職という点で社会福祉士とは違うと言えます。
なお、社会福祉士の資格があれば、精神保健福祉士国家試験を受ける際、一部試験科目が免除になります。
2015年04月更新
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