警察官になりたいと思っているのですが、大卒と高卒のどちらで採用試験を受けた方がよいのかで悩んでいます。 高卒でも採用試験を受けられるのだから、大学に行くのは無駄だという意見もあれば、大卒の方がいろいろと有利であるという話も聞きます。どうしたらよいでしょうか。
エリート警察官である「キャリア組」を目指すのであればともかく、普通の警察官を目指すのであれば、高卒でも大卒でもそれほど大きな差はないようです。
確かに、大卒であれば、大学での専攻分野を活かせる部署に配属される可能性が出てくるため、適性的に有利になる面がありますし、万が一、警察官が性に合わず、転職することになった場合の再就職先探しにも役立つでしょう。そのような意味では、大学に進学しておいた方が無難ではあると思われます。
ですが、高卒には高卒の利点があります。採用試験の難易度は低くなりますし、体力試験でも若い方が有利になるでしょう。同年齢での実務経験も長くなるため、立場的に大卒者より上に立てることもあると思います。
そのあたりを考慮していくと、大卒、高卒のどちらにもメリット、デメリットがあるため、一概にはどちらの方がよいとは言えません。
昇任試験に関しても、警部補までは大卒の方が早いスパンで受験できるそうですが、警部以降になると差がなくなるそうですので、そちらについても大差ないと言えます。
ですので、変に悩まずに、早めに社会に出たいから高卒で受験、もう少し学生生活を楽しみたいから大卒で受験、くらいの感覚で決めてしまってもよいと思います。
2018年02月更新
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