ぼくは将来、テレビ関係の仕事に就きたいと思っています。 ですが、どのような進路を選べば有利になるのかよくわかりません。 気になる職業は、テレビ局、プロデューサー、ディレクター、芸能事務所、芸能プロダクションなどです。 あと、テレビ関係の仕事で一番芸能人と深く関わる仕事はどのような仕事でしょうか?
テレビ局では様々な職種の人達が働いています。
アナウンサーやディレクター、報道記者、制作、カメラマン、照明、音響、美術スタッフなどのテレビ局特有の職種はもちろん、営業や総務、法務など、一般的な企業につきものの職種も存在しています。
目指す職種によって適切な進学先は変わってきますので、テレビ局で何をしたいのかをはっきりとさせてから、インターネットを利用するなどして情報を集めてみるとよいでしょう。
PC版進路ナビに、「語る!仕事人」という仕事調べページがありますので、まずはそちらを参考にしてみましょう。また、より多くの仕事について網羅している、進路ナビ外の仕事調べサイトなどを利用して情報収集をしてみてもよいと思います。
カタログ的な職業紹介だけでなく、実際に業務に携わっている人が運営しているブログなどを読んでみるのもよいでしょう。自分語りが好きな人は多いものですので、様々な職種の良い面、悪い面を知ることができると思います。
プロデューサー・ディレクタ-ですが、仕事内容を一言でまとめれば、プロデューサーはテレビ番組の最高責任者、ディレクターはテレビ番組の現場責任者といった感じになるでしょうか。
ディレクターが経験を積んでプロデューサーになるため、どちらの職種も業界入りの入り口は同じで、テレビ局や番組制作プロダクションへの入社から始まります。
テレビ局などへの就職に有利になる大学ですが、俗に言う「マスコミに強い大学」が挙げられます。
大学の中には、大学の校風やマスコミ対策講座の実施、マスコミ関係のサークルの充実、などの結果として、マスコミ業界への就職に強くなっている大学が存在します。ですので、テレビ業界に入りたいのであれば、そのような大学への進学を目指してみるとよいでしょう。
なお「マスコミに強い大学=伝統のある名門大学」となる傾向があります。これらの大学は入学難易度が高いことが多いので、今の内から勉強に力を入れていくことをおすすめします。
マスコミに強い大学を探す方法としては、マスコミ業界への就職について書かれたムック本などを読んでみる、インターネット上の検索サイトを利用して「マスコミに強い 大学」といったキーワードで情報を探してみる、などの方法があります。
芸能事務所・芸能プロダクションは、呼び方が違うだけで基本的に同じものです。「音楽事務所」なども似たようなものですね。
芸能事務所への入社を目指すのに、特別に有利になる学校や学部といったものはありません。ただ、大手の芸能事務所の場合、応募者も多いはずですので、なるべくレベルの高い大学に進んでおいた方がよいとは言えるでしょう。
芸能人と一番深く関われる仕事、ですが、これはなんとも答えづらい質問です。
同じ「芸能人」でも、ジャンルによって、仕事上深く関わることになる相手は変わってきます。例えば、歌手であれば作曲家や音響スタッフなどとの、ダンサーであれば振付師や舞台演出家などとの繋がりが深くなるでしょう。また、関係が深いかどうかはともかく、芸能マネージャーなどは、時間的に最も芸能人と長くすごすことになると思われます。
これらについても、あなた自身で色々情報を集めて判断してみることをおすすめします。
2015年09月更新