とある大学の過去の入試情報を見ていたところ、センター試験利用入試で、募集人数よりも合格者数の方が多かったのですが、これはなぜですか?
センター試験利用入試に限らず、一般入試などでも、募集人数よりも多めに受験生を合格させる大学は珍しくありません。
この理由は簡単で、合格者数=入学者数とはならないからです。
例えば、中堅レベルの大学などは、すべり止めとして利用されることが多いため、あらかじめ入学を辞退する受験生の数を想定し、その分、多めに合格させておくそうです。
この見積もりを誤って、大幅な定員割れや、定員超過を起こしてしまうと、学生に対して十分なレベルの教育を行えなくなったり、経営上の問題が生じたりする可能性があるため、大学側はかなり注意深く合格者数(合格点)を決定しているそうです。
2012年05月更新