商品開発ができる職業に就くには、どの学部に進学すればよいのですか?
「商品開発」と一口に言っても業界によって様々な形があります。よって、商品のジャンルに応じて、その分野で専門性をもつための進路を選ぶことが必要です。
たとえば、洋服の商品開発をする職に就くには、服飾系の学部を卒業するのが有利に働くかもしれません。食品の開発をしたいのであれば、管理栄養士の資格取得を目指す学部への進学も考えるべきです。ゲームやWebサイトなどのコンテンツ開発の仕事を目指す場合は、情報工学系やデザイン系などの学部が選択肢にあがります。モノをつくるための素材や設計レベルで商品開発に関わる研究職に就きたいのであれば、理数系学部への進学が必要です。「売れる」商品にするという視点では、経営学部や商学部なども該当します。
つまり、まずはどのような形で「商品開発」に携わりたいのかを明確にしましょう。それによって目指すべき学部が変わってきます。
そのうえで、その学部に「開発」について学べる講義があるか、「売れる」商品について考えるマーケティングや流通について学べる講義があるかも調べましょう。場合によっては修士号を取得する(大学院修士課程を修了する)必要もありますので、その点も気をつけて調べてください。
調べる手段ですが、大学のパンフレットには卒業生の進路、主な就職先、職種の内訳などが掲載されていますので、そこから情報を入手するのもよいでしょう。気になる業界があるのであれば、関連する企業のホームページや新卒者向けの採用ページをみてみましょう。採用している大学や学部の情報、先輩の仕事紹介などから情報を得られるはずです。
2021年11月更新
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