第一志望の栄養系の大学の受験科目である2科目に力を入れて勉強をしているのですが、高校の先生から、高三の夏の時点で受験科目を絞り込みすぎてしまうのは危険だと注意されました。 また、第一志望だけにこだわるのではなく、すべり止めの大学も選んでおいた方がよいとも言われました。 やはり受験科目を減らすのは危険でしょうか? また、すべり止めの大学を選ぶとしたら、どのような大学にしたらよいでしょうか?
管理栄養士国家試験の合格率やカリキュラム、学費、学校の雰囲気など、すべり止めの大学を選ぶ際に考慮すべき要素は色々とあると思いますが、このような場合に何よりも大事になるのは、万が一、本命大学の受験がうまくいかなかった場合、代わりにそちらの大学に進学してもよいと思えるかどうか、だと思います。
合格しても入学する気が起こらない大学をすべり止めにしても、時間と費用の無駄になってしまいますので、本命大学の次くらいに気になると思える大学をすべり止めとして選んでみるとよいでしょう。
受験科目についてですが、まずはすべり止めの大学をいくつか選んで、それらの大学の入試科目を調べてから、どの教科を重点的に勉強していくべきか決めてみるとよいと思います。
比較的入試科目数が少ない私立大学でも、一般入試では3教科程度の試験が課されることが多いので、受験科目を2科目に絞り込んでしまうのは、確かに危険だと思います。
受験科目を決定するためには、志望校をいくつか増やしてみる必要がありますので、学校パンフレットやオープンキャンパスを利用して、学校情報を集めてみることをおすすめします。
進路ナビには複数の学校からまとめて学校パンフレットを取り寄せる機能や、各学校の開催しているオープンキャンパス、体験入学などの情報を検索して、直接参加申し込みをする機能がありますので、それらの機能を利用して気になる学校の情報を集めてみることをおすすめします。
2011年09月更新