すべり止めの学校に合格した場合、実際に進学するかどうかが未定の場合でも、学校側にお金を払わなければならないのでしょうか。 また、支払う場合は、どれくらいの金額になるのでしょうか。
合格後の学費の納入方法や金額は、学校毎に異なりますので、志望大学から学校パンフレットや入試要項を取り寄せるなどして、個別に確認してみなければ、詳しいことは分かりません。
学費の納入方法には、主に以下の3つのパターンがあります。
1)一括納入方式
入学手続き期間内に納入金を一括支払い。入学を辞退しても納入金は返還されない。
2)返還方式
指定期日までに入学辞退を申し出れば、入学手続き時に支払った納入金の一部(「入学金以外の金額」である場合が多い)が返還される。
3)二段階方式
一次手続き時に一定金額を納入し、二次手続き時にその残額を納入する。入学を辞退する場合は、二次手続きをしないことで残額の支払いをする必要はなくなるが、一次手続き時に納入した金額は返還されない。
全国大学生活協同組合連合会が、2009年に保護者に対して行った調査によれば、未入学大学への納付金額は、一般、推薦入試共に31万円強となっているそうです。
無駄な出費を抑えるためにも、すべり止めの大学は慎重に選ぶようにしましょう。
2010年11月更新