回答

利用する制度によって、申し込みをする時期や、奨学金の種類（貸与型・給付型・免除型）、支給される金額などは変わってきます。すでに進学したい学校が決まっているのでしたら、その学校で利用可能な制度を調べ、詳細を確認してみるといいでしょう。

進学先がはっきりと決まっていない場合には、日本学生支援機構の奨学金の「予約採用」システムが利用しやすいと思います。募集開始時期は高校3年生の春ごろで、在籍している高校を通して申し込みます。

具体的な申し込み時期や、説明会の開催の有無については、学校によって状況が異なります。もし、高校3年生の4月中に学校から何も案内がなかった場合には、自分から担任の先生に相談してみることをおすすめします。

もちろん、日本学生支援機構の奨学金には、進学した後に申し込む「在学採用」もあります。ただし、在学採用の場合は学校ごとに採用枠が決まっており、その限度の中でしか採用されないため、予約採用よりも審査に通りにくくなると言われています。そういう意味でも、高校在学中に予約採用を申し込んでおく方がいいと思います。



奨学金や教育ローンについては、進路ナビのコラム「自力進学のススメ」でも詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

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2021年10月更新