相談内容｜気象予報士になるには、どのようにすれば良いのですか。

回答

　気象予報士は、国家資格の一つです。

　この資格を得るためには、財団法人 気象業務支援センターが年に1回以上実施している気象予報士試験に合格し、気象庁長官の登録を受ける必要があります。

　気象予報士試験の合格率は、6％程度とかなり低くなっていますので、資格取得は簡単にはいかないようです。

　気象予報士として、気象の予報に関わるためには、民間の気象会社などの天気の予測を業務としている会社に就職する必要があります。ですが、気象予報士の求人はあまり多いとは言えないようですので、気象予報士の資格以外に、何らかの技術を得るなどして、他の応募者との差別化を図るようにしていかないと就職は難しいようです。

　民間企業ではなく、気象庁に勤めるという選択肢もありますが、この場合は難関の採用試験である国家公務員採用試験に合格する必要が出てくるため、こちらの進路もたやすい道とは言えないようです。

2009年07月更新