私は将来、法律関係の仕事に就きたいと思っています。 以前に、法律家になりたいのであれば、法科大学院に進学した方が良いという話を聞いたことがあるのですが、 法科大学院とはどのようなものなのでしょうか。法科大学院と大学とは両立させられるのでしょうか。
法科大学院は、法曹(裁判官、検察官、弁護士)に必要な学識及び能力を培うことを目的として設置された専門職大学院です。
2011年以降に移行が行われる新司法試験は、法科大学院を修了するか、予備試験(2011年以降に実施予定)に合格するかしないと受験できないため、法曹を目指しているのであれば、法科大学院への進学はほぼ必須となります。
様々な大学が法科大学院を設置していますが、司法試験の合格実績は大学院によって大きく異なりますので、なるべく高い合格実績をあげている大学院に進学した方が法曹になりやすいと言えます。
法務省の公式サイトに掲載されている新司法試験結果を見てみれば、どこの法科大学院が司法試験において実績をあげているのかが分かると思いますので、進学先決定の参考にしてみて下さい。
法科大学院も大学院の一種となりますので、この学校に入学するためには、大学か、一定の条件を満たす4年制専門学校を卒業している必要があります。
当然、大学と同時に通うことはできませんので、大学の法学部などを卒業した後に、最も自分に合っていると思える法科大学院を探して進学してみると良いでしょう。
2009年02月更新