相談内容|大学には、科目等履修生や聴講生など、色々な履修の仕方がありますが、正科生との違い

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大学には、科目等履修生や聴講生など、色々な履修の仕方がありますが、正科生との違いは何ですか。 そのような方法で学ぶ場合、制限や試験などはありますか。 また、科目等履修生などから正科生になることはできますか。

回答

 一般的には、単位が付与されない聴講生の場合は、レポートや試験が課されることはありません。科目等履修生の場合は、レポートや試験が課され、これに合格しないと単位が取得できないことになります。

 科目等履修生は、本科生ではありませんので、いかに多くの科目を受講して単位を取得したとしても、大学を卒業することはできません。履修した科目の試験に合格すると、その科目の単位を得られると共に、単位修得証明書を発行してもらうことができるようになります。立場的にも本科生とは異なり、図書館などの学校施設を利用することはできるものの、通学定期や学割などの利用はできないことが多いようです。

 科目等履修生制度を利用して、司書や学芸員の資格、教員免許などを得るのに必要な単位を取得する学生もいるようですが、この場合、卒業大学の科目等履修生にならないと教育実習などが受けられないこともあるようですので、気をつけてください。

 科目等履修生などから正科生になることはできません。

 特修生(大学によって呼び方は異なります)という制度もありますが、こちらは大学入学資格を持っていない人(中卒者、高校中退者など)を特修生とし、規定の単位を取得した後に大学の通信教育課程に入学させるというものですので、科目等履修生などとは制度の意味合いがまったく違ってきます。

 科目等履修生・聴講生の扱いは、大学毎に異なりますので、詳しい情報を知りたいのであれば、科目等履修生・聴講生制度を持つ大学の公式サイトを見てみる、直接、大学に問い合わせをしてみる、などして、あなた自身で調べてみてください。

2009年01月更新

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