現在、美容専門学校へ通っていますが、美容業界があまりにも自分のイメージと違っていたため、美容師をあきらめることにしました。 卒業はするつもりですが、美容師免許を取得するかどうかはまだ分かりません。 これから就職活動を行うのですが、美容専門学校からの就職はやはり難しいでしょうか? また、美容師国家試験に失敗した場合、さらに採用に不利になってしまうのでしょうか?
美容業界への就職を目指すのであればともかく、異業種への就職を目指すのであれば、美容専門学校に通っていたという経歴が役立つことはないと思った方が良いでしょう。
異業種を目指す場合、面接の席などで、美容専門学校を出たのに何でうちを受けたの? といった質問を受けることもあると思います。ですので、最低でも、美容師をあきらめた理由、応募した会社の志望理由、くらいは、面接官を納得させられるだけの理由を用意しておく必要があると思います。
昔とは違い、今では学歴や経歴を問わず、応募者の持つ能力や資格、人間的な魅力などを評価して採用をしてくれる企業も多くなっています。接客業などはもちろん、ベンチャー企業などでもそのような風潮を持つ企業は多いものですので、あらかじめ会社研究をするなどして、過去の経歴がマイナスに働かない企業や業界を探しておくと良いと思います。また、それらの企業、業界への就職に役立つ資格の取得を目指してみても良いと思います。
美容師免許については、折角ならば取得しておいた方が良いと思います。世の中、何がどう役に立つのか分からないものですので、取れそうな資格はできるだけ取っておいた方が良いと思いますよ。
仮に免許取得に失敗したとしても、異業種を目指すのであれば、そのことが問題視されることはないと思います。
2008年10月更新