相談内容｜僕は今、美容師とホテルの仕事に興味を持っています。 ですが、美容師になったとし

回答

　美容師の初任給や待遇は、就職する美容院によってまったく異なってきますので、一概には答えられません。

　インターネット上の検索サイトを利用して、「美容師　初任給」というキーワードで情報を探してみると、ある程度見当がつくかもしれませんので、試してみることをおすすめします。

　美容院への就職後、始めの内はアシスタントとしてシャンプーやブローを担当することが多いようです。アシスタント期間中は、勉強のために朝早くから夜遅くまで勤務することも珍しくなく、美容院の営業時間終了後、ウィッグなどを利用してヘアカットの練習をするなどして、この時期に実践的な技術を学び、一人前になることを目指すようです。

　歳を取ってしまうと美容師を続けられなくなるのではないか、と不安に思われているようですが、年齢を重ねても現役の美容師として働いていらっしゃる方はいくらでもいます。実際、私の知り合いにも、60歳を超えて美容院の経営を続けている方がいらっしゃいます。立ち仕事なので体力勝負になりますし、常にセンスを磨くことが必要になりますが、努力を怠らなければ大丈夫でしょう。

　どうしても不安が取り除けないようならば、美容系専門学校が開催しているオープンキャンパスや体験入学に参加してみることをおすすめします。

　オープンキャンパスや体験入学では、個別相談ができる場合が多いので、あなたが知りたいと思っていること、不安に思っていることを質問してみると良いと思います。専門学校の講師は、業界と繋がりが深い人が多いものですので、現状に即した具体的な回答をもらえると思いますよ。

　ホテルで働く仕事には、宿泊部門（フロント・ドアマン・ベルボーイ＆ガール・予約係・客室係等）、料飲部門（レストランサービス・バーテンダー・ソムリエ等）、宴会部門（結婚式や一般の宴会でのサービス・クローク・介添・司会者等）、調理部門（料理長・料理人・パティシエ等）、営業部門（宴会などの契約を取ってくる仕事）、管理部門（事務・広報・施設管理・システム管理・支配人等）など、この回答では説明しきれないくらいの職種が存在します。ですので、詳しくは、インターネットを利用するなどして、あなた自身で調べてみることをおすすめします。

　あなたは、美容とホテルの仕事に興味を持たれているとのことですが、ホテルに結婚式関係の部門があることから分かりますように、ホテルを仕事の場とする美容系の職業（ブライダルヘアメイクなど）というものも存在します。

　両方の業界に関わりたい、という思いがあるようならば、そのような職業を目指してみても良いでしょう。

2008年10月更新