進路相談

総合型選抜・AO入試の面接ではなるべく短く話した方が良い、と先生から指導されましたが、あまり短く話しすぎると意欲がないと思われるのではないかと不安に思います。実際はどうなのでしょうか?

回答

 総合型選抜・AO入試に限らず、面接の際には、自分が伝えたいと思う内容を分りやすく短めにまとめて話すことが重要となります。

 自分をアピールするために長めに話をしたい、という気持ちは分りますが、聞き手の気をそらさずに長めの話をすることは話術に長けた人でも難しいものです。加えて自己アピールをしようと思って話に脚色をしてしまった結果、他の話と矛盾が生じてしまう、ということも長めの話をする際には起こりがちなものです。そのようなことで面接官に悪印象を与えるくらいならば、面接の流れに合わせて必要な話を必要なときにうまくまとめて話した方が好印象を与えることができると言えます。

 また、伝えたいことを短時間で短めにまとめられるということは、話し手が自分の主張や考えをきっちりと固めており、論理的な思考ができる人物だということを証明することにもなります。それはあやふやな気持ちで総合型選抜・AO入試を受けているのではないということを証し立てることにもつながりますので、面接の際には有利になるでしょう。

 面接官は面接のプロですので、受験者の態度や視線の動きなどからも意欲のあるなしを見抜いてくれます。また、質問に対する返答が短く、追加の説明が欲しいと面接官が考えたときには、次の質問でそのことを聞いてきてくれるものですので、無理にたくさんの内容を話そうとしなくても大丈夫ですよ。

 面接官からの質問のたびに回答の内容が二転三転することがないよう、自分の将来像や入学後にやりたいこと、などをはっきりとさせておいて、この学校に入りたい、という気持ちをいっぱいにして面接に臨めば合格は近くなると思いますよ。

2022年06月更新

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