テレビや映画のセットなどをつくる大道具のような仕事にはどうすれば就けるのでしょうか? また、経済学部や法学部、商学部などの文系学部からものづくりに携わる仕事はできますか?
映画や舞台などで使われる大道具の製作に関しては、フリーの舞台監督がチームを組んで担当している場合や、大道具製作会社(美術製作会社)が担当している場合などがあるようです。
大道具製作の仕事に就く方法としては、美術系の大学や専門学校を卒業した後に大道具製作会社に就職をしたり、フリーの舞台監督に直接連絡を取ってアルバイトのアシスタントとして雇ってもらい、経験をつんで独立することを目指す、などの方法があるようです。
美術的な素養もさることながら、仕事柄、大工的な力仕事もこなさなくてはならないため、なかなかハードな仕事になるようです。
もの作りの仕事にはいろいろな種類のものがありますので、ジャンルを選ばなければ、文系学部からでももの作りの仕事に就くことは可能です。
たとえば私なども、政治経済学部からゲーム開発というもの作りの仕事に就いた経験があります。もちろん、大学で学んだことが直接役に立ったわけではなく、趣味で学んでいた絵の技術を活かして、という形ではありましたが。
やりたい仕事、就きたい職業によって進路というものは変わってくるものですので、学校の図書館などに置かれている仕事関係の書物やインターネットなど活用して、自分がなりたいと思える職業を探し、その職業の内容や就き方などを調べ、早めに進路を決めていくようにすると、希望の職業に就ける可能性が高くなると思います。
2008年06月更新