「環境を守る仕事」には、どういう仕事があるのでしょうか。また、環境の仕事からはあまり収入が得られないという話を聞いたのですが、これは本当なのでしょうか。
「環境を守る仕事」と一口にまとめてしまいがちですが、環境問題が関わる分野の幅が広いこともあり、環境保護に関係する職業は非常に数多くなっています。
そのため、環境保護の仕事にどういったものがあるのか、どうすればその職業に就けるのか、といったことをこの回答で書ききることは到底できません。環境保護の仕事に関する詳しい情報に関しては、図書館などで「環境の仕事」についてまとめられた本を探してみたり、インターネットの検索サイトなどを利用して「環境の仕事」をキーワードとしていろいろと情報を集めてみることをおすすめします。
環境の仕事が収入につながらないかどうか、ですが、これはなんとも言えないと思います。
環境保護関係の職業を大きく分類すると、
1.環境問題の解決策を商品にする民間企業
2.環境問題の解決を目的とする環境保全NGO、NPOなどの民間団体
3.環境問題に対処する公的機関
の三つに分かれると思います。
この内、2番目のNPO団体などであれば、非営利団体であることもあり、あまり収入がないということも考えられます。
ですが、1番目の民間企業であれば、基本的には利益を出すことを念頭に事業を行っていますので、収入につながらないということはありません。
実際、私の知り合いが民間企業で環境保護関係の仕事をしていますが、近年、環境の悪化が問題となっていることもあり、環境保護関係の業界の市場が広がってきている、という話を聞いたことがあります。
地球温暖化や後進国の工業化などのため、今後も環境保護に対する需要は増えていくものと思われますので、一概には、環境保護の仕事は儲からないとは言えなくなってくると思います。
2008年06月更新