私はテレビタレント担当のメイクアップアーティストになりたいと思っています。ですが、仕事の具体的な内容が分かりませんので、教えてもらいたいと思います。また、メイクアップアーティスト以外にもやりたいことが多すぎて、他の仕事にも気を惹かれてしまうことがあります。どうすれば将来の夢を一つに決めることができるでしょうか。
メイクの仕事といってもいろいろありますが、特にテレビに関わるときは、臨機応変さや時間管理能力が必要だと思います。撮影時間に合わせると、夜遅い時間まで仕事することもあるでしょう。ヘアも同時に扱えることも必要となってくるかと思います。また、役柄にあわせて特殊メイクをしたりということもあるでしょう。バラエティ番組の、コントのメイクもするかもしれません。だから、きれいにメイクをするだけでなく、それにプラスアルファの技術が求められると思います。大変そうですけど、でも、楽しそうですね。
夢の決めかたですが、あせって夢を決めなくても、いいんじゃないかなと、私は思います。確かに、進路は一つに決めなくちゃいけない時期はあります。でも、進路を決めるために、興味の幅を狭めなくちゃいけないなんて、私はちょっともったいないなぁと思います。
とくに、テレビに興味がある人や、テレビに向いている人って、いろんなことに好奇心旺盛で何でもやってしまおうという人が多いんじゃないかな。たとえば本業は脚本家だけど、役者やバンド活動をやっている人とか。
もし、やりたいことがありすぎて、なんだかすっきりしないのであれば、とりあえず何か行動してみてはどうでしょうか? たとえば、メイクの学校のオープンキャンパスでメイクの体験授業を受けてみるとか。そういうところから、具体的な夢が見つかることもあると思います。(すずき)
2006年08月更新