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東京都 私立専門学校
東放学園音響専門学校

TEL
0120-343-261(入学相談室)
URL
https://www.tohogakuen.ac.jp
school

先生・先輩

先輩の声

アーティストと“気持ちいい音”を共有していく

  • 石田佳史さん
  • 音響技術科
  • PAミキサー/SEKAI NO OWARI TOUR 2019『The Colors』

Q SEKAI NO OWARIなどのモニターエンジニアを担当中とのことですが、どんな仕事ですか?

コンサート音響を担うPAミキサーにはいくつかの役割があります。会場の後方に陣取り、観客に向けて音を届けるハウスエンジニア。一方、モニターエンジニアは、ステージ上の演奏者自身が聞いている音をミキシングする仕事です。アーティストが耳に付けている“イヤモニ”の中の音を調整している人といえば、わかりやすいかもしれませんね。

Q さまざまなアーティストと一緒に仕事をするうえで、心がけていることは?

アーティストによってモニターに対する要望はさまざまで、「〇〇の周波数を上げて」というように、とても具体的な指示がある方もいれば、SEKAI NO OWARIのように“もっとノレる音がほしい”といった感覚的な言葉で伝えられる方もいます。セカオワを7年担当していますが、独自の世界観に強いこだわりがあって、それは音に対しても同じなんです。そんななかで、いかに彼らの“気持ちいい音”をくみ取り、演奏しやすい環境をつくっていけるかですね。たとえはじめてのバンドであっても、リハーサルなどのやりとりを通じて素早くそこを共有していくことが大事。自分の音を気に入ってもらえて「来年のツアーもよろしく」と最後にいわれるとうれしいですよ。

Q PAミキサーをめざして学生時代に努力していたことは何ですか?

自分で考え、自分から業界にアプローチし、その先にいる人々といろいろな話をすることですね。アーティストは個性の強い方が多いので、彼らと対等に渡り合い、一緒にいい音をつくっていくためにも、たくさんのコミュニケーションの引き出しが不可欠なんです。好きな世界をめざすのだから、たくさんの音楽を聞いたり、機材の操作を覚えるのは大前提。PAも最終的にはコミュニケーションの世界なんだということを理解して、現場に飛び込んでください。

(掲載年度:2020年度)

私にしか出せない野太くパンチのある音で勝負したい!

  • 神戸 円さん
  • 音響技術科
  • レコーディングエンジニア/Endhits Studio(株)/Creepy Nuts『かつて天才だった俺たちへ』など

Q.東放学園時代に努力した分野で、現在の仕事に役立っていることは?

さまざまな音響機材の基本をしっかり学んでいたおかげで、入社当時も戸惑うことなくスタートを切れました。この業界では技術の身につけ方は人それぞれですが、私自身は“ 専門学校に行っておいてよかった”派ですね。

Q.演奏を録音し、ミックスすることが大きな役割ですが、印象に残るエピソードは?

歌手のビッケブランカさんは歌の録音にもすごくこだわりのある方で、勉強になりました。マイクの種類はもちろん、立って歌うのと座って歌うのとでも声の響きは全然違う。ご本人と一緒に、ああでもない、こうでもないと試す時間がとても楽しかったですね。

Q.レコーディングに対するモットーは?

自分もバンドのメンバーになったつもりで、一緒につくる姿勢を大事にしています。たとえば、私自身もギターを弾くので「こういうフレーズはどうですか?」と提案してみるとか。結構度胸が必要ですが、採用になることも多いですよ。海外で主流の“ プロデューサー兼エンジニア”のスタンスで、楽曲作りにも深く関わっていくのが理想です。

Q.今後の抱負と業界をめざす方へメッセージを!

洋楽志向の野太くてパンチのある音が私の個性。“あの音は神戸にしか出せない”と指名していただけるエンジニアになりたいですね。この世界に向いているのは、変人といわれるくらいレコーディングや機材が好きな人(笑)。音に対して好奇心旺盛な人に来てほしいです。

(掲載年度:2021年度)

人・予算・スケジュールを管理してベストなライブを実現!

  • 曽我純子さん
  • 音響芸術科
  • コンサート制作/(株)ハンズオン・エンタテインメント

Q.曽我さんが手がけているコンサート制作とは、どんなお仕事なのでしょう?

簡単にいうと、アーティストが思う“こんなライブをしたい”を実現していく仕事です。ツアーの規模や演出コンセプト、利益目標などを聞き取ったうえで、スタッフやバックダンサーやミュージシャンなどの人選を行い、各セクションに指示を出しながら、本番当日まで進行を担っていきます。

Q.最近は配信ライブも増えてきていますね?

映像作品を生で見せられるという“配信だからできること”を追求しています。たとえばとあるライブで“学校”というコンセプトを掲げているなかで、配信ライブというお客さんがいない環境だからこそ、より“学校”感を演出することができました。配信でもリアルでも、決められた条件の中で知恵を絞り、ベストなライブを実現していきたいですね。

Q.このお仕事の楽しさは何でしょう?

企画から最終公演まで制作に携わり、そのアーティストのツアーをすべて見られることですね。回を重ねるごとにライブがよくなっていくこともあるし、それを間近で見られるのはすごく贅沢だと思います。

Q.学生時代に一番努力していことは?

学校の紹介などで、とにかくライブの現場に出ていましたね。積極的に参加する姿勢を講師の先生に認めてもらい、現在の会社に就職することもできました。スタッフでもお客さんでもいいから、とにかくライブの世界に飛び込んでいく。それが正解だと思います。

(掲載年度:2021年度)