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東放学園音響専門学校 先輩・先生方の声
先輩・先生の声
キミへのメッセージ
先輩からのメッセージ
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イメージどおりの音をすべての観客に届けたい
- PAミキサー/東京事変『Live Tour 2020 ニュースフラッシュ』
- 岸 邦彦さん
- PAミキサー/東京事変『Live Tour 2020 ニュースフラッシュ』
- 岸 邦彦さん
Q.音響を学ぼうと思ったキッカケは?
僕は高校時代にバンドをやっていたんです。でも、バンドだけで生きていく実力がないことには気がついていて。どうしようかなと考えていたときに、両親から「専門学校とかもいいよ」っていってもらえたので「じゃあせっかくだから2年間、PAについて学んでみよう」と思ったのが最初です。
Q.PAとはどんな仕事なのですか?
ひと言でPAといってもいろいろな役割がありますけど、僕が担当している“ハウスエンジニア”はステージの演奏をミックスし、会場のスピーカーをとおして、お客さんに届ける音の環境をつくる仕事です。
Q.ハウスエンジニアの難しさは?
ミュージシャンの演奏、自分のミックス、スピーカーから出る音の調整。すべてのつじつまが合っていないとイメージどおりの音をつくることはできません。会場の環境も違えば、バンドのコンディションも毎日違うなかで、それをいかに“平ら”にできるかが僕らのやるべきこと。会場の隅々までいい音を届けるのはとても難しいけど、それが実現できたときはうれしいですよ。
Q.“ライブならでは”のやりがいは?
東京事変のように大規模なライブでお客さんが聴き入ったり、盛り上がっているのを見ると、「自分がミックスした音をみんなが聴いてくれているんだ」って気持ちよくなったりはしますね(笑)。アーティストの演奏が音の入り口だとすると僕は出口担当。その間にたくさんの人が関わるわけですから、自分の手腕だけでなく、共同作業という点も面白いところです。
Q.PAをめざす人にアドバイスを!
音楽の知識があるに越したことはないから、やっぱりいろいろな音楽を聴いてみることですね。技術的には覚えることは山ほどありますが、どんな音をいいと感じるのか? まずはその“自分のものさし”みたいなものがあればいいと思います。掲載年度:2024年
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ライブが始まって、出演者が出てきたときの会場の歓声が大好き!
- コンサートプロモーター/フェス:『TOKYO ISLAND』
- 堀越梨奈さん
- コンサートプロモーター/フェス:『TOKYO ISLAND』
- 堀越梨奈さん
コンサートプロモーターはどんな仕事ですか?
コンサートプロモーターは、ライブなどの企画や準備、安全な運行を行うプロですが、私は「出演者やスタッフ、観客のやりたいことを叶える仕事」でもあると思っています。出演者が希望する会場を押さえて、チケットのプロモーションから販売、公演当日までに出演者やスタッフの移動手段・宿泊施設、当日のアルバイトスタッフまで、ステージ以外でも必要なものを手配して、ライブを開催し、みんなが家に無事に帰るまでのサポートをしています。
ディスクガレージに入社して、一番記憶に残っているライブは?
私が入社した3ヵ月後に、会社が主催するフェス「TOKYO ISLAND」が初開催されました。会場となったお台場の海の森公園は、水道も電気もなくて、初開催なのでお客さんへの周知も難しく、天候の影響で中断したり……。何もない状況からの野外フェスは本当に大変でしたが、お客さんには安全に楽しんでもらえて、さらに、「営業の堀越」の存在をスタッフに知ってもらえました。そして2023年6月に2回目が開催できて、とてもうれしかったですね。
東放学園で学ぼうと思った理由は?
小学生のころからライブに参加するなかで、ライブの存在が自分の活力になることに気づき、「自分も誰かに楽しみや活力を与えられる側になりたい」と思い、ライブ制作について学べる東放学園に入りました。東放学園ならエンタメを幅広く勉強できるし、「『VIVA LA ROCK』にスタッフとして参加できる!」というのも大きかったですね。
音楽業界を目指す人にメッセージを!
私は在学中、「VIVA LA ROCK」をはじめとした、スタッフとして参加できる現場にはたくさん行きました。みなさんが楽しんでいる会場の温度感が大好きで、東放学園に入ったからこそ行ける現場や学べることがたくさんあったので、実際の現場にスタッフとして参加するという経験は重要だと思います。掲載年度:2024年
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J-POPからアニメのサントラまで多彩なジャンルで活躍中
- レコーディングエンジニア/Liella!『始まりは君の空』 /『キャラクター』オリジナル・サウンドトラック
- 涌井良昌さん
- レコーディングエンジニア/Liella!『始まりは君の空』 /『キャラクター』オリジナル・サウンドトラック
- 涌井良昌さん
Q.涌井さんがレコーディングエンジニアという職業を知ったキッカケは?
もともと山下達郎さんと大瀧詠一さんがすごく好きだったのですが、CDを聴いているうちに「音の雰囲気が似ているな」と思って。調べてみると、どちらも吉田保さんという方がレコーディングを手がけていると知り、そこから興味を持ちました。東放学園を選んだのも、当時、吉田さんが特別講座などで来校されることがあると知ったからです。
Q.レコーディングエンジニアとはどんな仕事ですか?
歌や楽器の音を録音し、各パートの音量や音質を調整する“ミックス”によって、CDなどの音源をつくる仕事です。楽曲を聴いたときの第一印象や雰囲気をつくっていく役割といえばわかりやすいかもしれません。
Q.仕事の醍醐味は何でしょう?
ジャンルや作品ごとに音作りのテーマが違うから、そこは面白いですよ。J-POPなら歌の魅力、映画音楽なら映像を邪魔せずにいかにいい音楽に仕上げるか、アニソンならキラキラ感というように、飽きずに仕事を楽しめています。
Q.学生時代に一番努力していたことは?
どの授業も楽しかったおかげで、2年間は勉強していた記憶しかないです(笑)。放課後も土日も学校が開いていれば機材を触ったり、ノートをまとめたりという毎日でした。みなさんも、興味のあることを仕事にできるチャンスがあるなら、挑戦してみてもいいんじゃないかと思います。掲載年度:2024年
先生からのメッセージ
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音楽の現場を経験した職員が、レコーディング技術を一から教えます!
- 柿沼響先生
- 柿沼響さん
音響技術科の職員には音楽の現場でエンジニアとして仕事をしていた方がたくさんいらっしゃいます。また、授業を担当している講師はプロとして活躍中の方です。僕も東放学園卒業後、レコーディングスタジオに8年勤務していました。その経験を活かし、レコーディングの手順はもちろん、レコーディング時に気にかけるべきことまで伝えていけたらと思っています。「音楽が好き」「音楽の仕事をしてみたい」という方はぜひ体験入学に参加してみてくださいね。
掲載年度:2024年
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MAミキサーの経験も活かして、皆さんの夢の実現をサポートします!
- 鈴木梨央先生
- 鈴木梨央さん
音響技術科には個性的で音楽が大好きな先生方と自分が好きなことに一所懸命取り組む学生たちがいます。先生方は学生の希望に合った就職先や現場を紹介することができるよう、ひとり一人をとてもよくみています。私もMAミキサーとしてポストプロダクションで10年間働いていた経験を活かして相談にのりますので、体験入学や学校説明会で業界や仕事のことを知っていただき、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
掲載年度:2024年
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フェスやライブにスタッフとして参加できる本科。一緒に音楽業界を盛り上げよう!
- 岡村勝先生
- 岡村勝さん
東放学園卒業後、バンド活動を経て現在に至ります。本校は音楽関連企業との連携が強いので、企業からフェスやライブなどの現場にスタッフとして参加するインターンなどを直接紹介してもらえる機会が多いことも特長です。自分の将来に役立つことなので積極的に参加する学生もとても多いです。音楽業界はまだまだ厳しい状況ですが、逆にここからがおもしろくなるところです。音楽業界を盛り上げていくために一緒に頑張りましょう!
掲載年度:2024年
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