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東京都 私立専門学校
東放学園音響専門学校

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先生・先輩

先輩の声

アーティストと“気持ちいい音”を共有していく

  • 石田佳史さん
  • PAミキサー/SEKAI NO OWARI TOUR 2019『The Colors』/05年度卒

Q SEKAI NO OWARIなどのモニターエンジニアを担当中とのことですが、どんな仕事ですか?

コンサート音響を担うPAミキサーにはいくつかの役割があります。会場の後方に陣取り、観客に向けて音を届けるハウスエンジニア。一方、モニターエンジニアは、ステージ上の演奏者自身が聞いている音をミキシングする仕事です。アーティストが耳に付けている“イヤモニ”の中の音を調整している人といえば、わかりやすいかもしれませんね。

Q さまざまなアーティストと一緒に仕事をするうえで、心がけていることは?

アーティストによってモニターに対する要望はさまざまで、「〇〇の周波数を上げて」というように、とても具体的な指示がある方もいれば、SEKAI NO OWARIのように“もっとノレる音がほしい”といった感覚的な言葉で伝えられる方もいます。セカオワを7年担当していますが、独自の世界観に強いこだわりがあって、それは音に対しても同じなんです。そんななかで、いかに彼らの“気持ちいい音”をくみ取り、演奏しやすい環境をつくっていけるかですね。たとえはじめてのバンドであっても、リハーサルなどのやりとりを通じて素早くそこを共有していくことが大事。自分の音を気に入ってもらえて「来年のツアーもよろしく」と最後にいわれるとうれしいですよ。

Q PAミキサーをめざして学生時代に努力していたことは何ですか?

自分で考え、自分から業界にアプローチし、その先にいる人々といろいろな話をすることですね。アーティストは個性の強い方が多いので、彼らと対等に渡り合い、一緒にいい音をつくっていくためにも、たくさんのコミュニケーションの引き出しが不可欠なんです。好きな世界をめざすのだから、たくさんの音楽を聞いたり、機材の操作を覚えるのは大前提。PAも最終的にはコミュニケーションの世界なんだということを理解して、現場に飛び込んでください。

(掲載年度:2020年度)

ライブの大歓声が私たちのゴール。だからこそ、次もがんばれる

  • 酒井水緒さん
  • コンサート制作/倖田來未『KODA KUMI LIVE TOUR 2018 ~DNA~』/17年度卒

Q 酒井さんが担当されているコンサート制作の仕事とはどんなものですか?

簡単にいうと、アーティスト側が思い描く“こんなコンサートツアーをやりたい”を実現する仕事です。彼らの要望をもとに、決められた予算の中で計画を立て、さまざまな部門の橋渡しとなって、リハから本番までを支えていくポジションですね。

Q そのなかで酒井さんの役割は?

ツアーチームの宿泊先や移動の段取り、食事の手配からバックステージパス作りにいたる まで、細かな業務がたくさんありますよ。当日は、アーティストが万全の姿勢で本番にのぞめるよう、快適な環境をつくることも私の役割。楽屋に用意する食事ひとつとっても、ご本人の好き嫌いをマネージャーから聞いておくなど、きめ細かな対応を心がけています。

Q 将来に向けて学生時代にはどんな努力を?

「場数はたくさん踏もう」という気持ちで、とにかくライブの現場に出ていました。学校の紹介でフェスのスタッフをしたり、コンサートの仕事をされている先生に「何か手伝うことないですか?」と自分から願い出て、ライブの舞台裏に入らせてもらってましたね。

Q 酒井さんにとってこの仕事の魅力は?

これまで倖田來未さんをはじめ、さまざまなアーティストに携わってきたのですが、ひとつのツアーが終わったときの達成感は本当に大きいです。お客さんの大歓声を聞くと「よかったな」と思えるし、その感動があるからこそ、次もがんばれるんですよ。

(掲載年度:2020年度)