先輩・先生の声

キミへの

先輩からのメッセージ

  • 音楽を奏でるように、映画をつくってみたかった
    • 映画監督/セカンドサイト所属/映画『劇場』 『窮鼠はチーズの夢を見る』『リボルバー・リリー』など
    • 行定 勲さん
    • 映画監督/セカンドサイト所属/映画『劇場』 『窮鼠はチーズの夢を見る』『リボルバー・リリー』など
    • 行定 勲さん

    Q.2020年にリモート制作で手がけたショートムービーへの思いは?

    コロナ禍によって映画館が封鎖されるという事態を目の当たりにして、今やれることは何かと考えたとき、僕が感じたのは“音楽を奏でるように映画をつくりたい”ということ。震災時に立ち上がったミュージシャンたちがそうだったように、僕ら映画人も、リモート収録やライブ配信という手段を使えば、リアルタイムに人々の心に寄り添う作品を届けることができると考えました。そうして生まれたのが、『きょうのできごと a day in the home』など一連のショートムービーです。感染防止で近づくことが許されない男女の姿など、ラブストーリーの肝になる“距離”という設定をコロナが与えてくれたから、題材としても非常に面白いものになりましたね。

    Q.少年時代に映画『影武者』(黒澤明監督)の撮影現場を見たことが原点だとか?

    騒然とした現場の空気にすごい熱量を感じたし、忘れ難い経験でしたね。完成した映画を観てみると、それは自分の想像をはるかに超えたものでした。子ども時代に想像を超えたものを見るという経験は貴重ですよね。そして、あのとき現場で甲冑に泥を塗っていたおじさんたちの一つひとつの作業が、この映画のリアリティ、迫力を生んだと子どもなりに理解したわけです。映画の細部をつくっている黒澤組の“スタッフ”にあこがれて、「あのひとりになら自分もなれるんじゃないか?」と思ったのが僕の原点。今思えば映画監督ではなく、そこをめざしたことが僕にとってよかったのかもしれません。

    Q.映画を志す人へメッセージを!

    表面的なうまさよりも、なぜその表現にたどり着いたのかというプロセスが大事。海外の映画祭を見ていても、先進国でない国の映画人たちがつくった無骨な作品の方が、よほど新しくて衝撃的だったりする。全然ヘタくそでいいんです。自分が求めているものは何か?という純度を大切にして、映像制作にのぞんでほしいですね。

    掲載年度:2023年

  • 繊細に、ダイナミックに、CGに動きの表現を与える仕事
    • (有)オレンジ/CGアニメーター/『ゴジラ S.P〈 シンギュラポイント〉』『蒼穹のファフナー THE BEYOND』
    • 丸山かおりさん
    • (有)オレンジ/CGアニメーター/『ゴジラ S.P〈 シンギュラポイント〉』『蒼穹のファフナー THE BEYOND』
    • 丸山かおりさん

    Q.アニメ制作にはさまざまな役割がありますが、そのなかでもCGを選んだ理由は?

    学生時代は、作画と撮影(動画や背景などの素材をひとつにまとめる作業)のどちらに進もうかと、ギリギリまで迷ったのですが、CGなら絵も動かせるし、カメラワークを担う撮影の作業にも関わることができます。アニメ制作のデジタル化が進むなかで、将来性も考えてCGを選択しました。

    Q.具体的にはどんな作業を?

    アニメのCGには大きく分けてCGの原型をつくる“モデリング”とそれを動かす“CGアニメーター”の役割があり、私が担当しているのは後者。主要キャラクターからロボット、怪獣、乗り物まで、動かせるものは何でも動かします。

    Q.仕事で大切にしていることは?

    動きばかりに目がいきがちですが、構図やキャラ同士の距離感、ポージングなども、絵作りに大きな影響を与えます。指先の形ひとつでも、印象が変わるので奥が深いですね。演出意図から外れない範囲で、自分のアイデアを提案していくことを常に心がけています。将来的には、CGディレクターができるくらいまで成長できたらいいなと思っています。

    Q.学生時代に努力していたことは?

    映像編集加工ソフトのショートカットをとにかくたくさん覚えていました。おかげで入社当初から「作業が早い」と評価されましたし、より多くのカットに関わることができました。新人時代は自分がどれだけがんばれるかが大事。才能とかは考えずに“できるようになる”ことだけを考えて、努力を続けてみてください!

    掲載年度:2023年

  • アニメ化決定の知らせを受けたとき一番テンションが上がりました!
    • 小説家/小説『転生したら剣でした』『出遅れテイマーのその日暮らし』 『デッキひとつで異世界探訪』など
    • 棚架ユウさん
    • 小説家/小説『転生したら剣でした』『出遅れテイマーのその日暮らし』 『デッキひとつで異世界探訪』など
    • 棚架ユウさん

    Q.『転生したら剣でした』は、小説投稿サイト「小説家になろう」から書籍化、アニメ化もされ、絶好評ですね。

    A.いまでは主人公のフランと師匠のセリフを書くときは、声優の加隈亜衣さんと三木眞一郎さんの声を脳内で再生させながら書いています(笑)。小説では描写していないようなところも、アニメでは表現されていたりもするので、いい刺激をもらっていますね。

    Q.「小説家になろう」と書籍の違いはありますか?

    A.「小説家になろう」の場合は一話が短いので、そのなかに“読者を惹きつける小さな山場”を入れ、飽きさせないように工夫しています。それに対して書籍では、一冊の中に“大きな起承転結”も必要なので、書籍化する際に大幅な加筆修正をしているんです。

    Q.東放学園ではどのようなことを学びましたか?

    A.年に2本の長編を書くという課題があったのですが、ダラダラと長く書くことはできても、しっかりと起承転結をつけて完結させるのは意外と難しくて。でも自分を追い込んで書き続けているうちに、いつの間にか書けるようになっていきました。長編を書く速度やペース配分はそこで身につきましたし、なにより書き上げることができたのは、自信につながりましたね。

    Q.小説家の仕事の一番の醍醐味は何ですか?

    A.自分で想像した世界を小説という形に変えて、それを多くの人に楽しんでもらえることですね。それが小説家の仕事の面白い部分であり、それが僕にとって一番の醍醐味。そこにやりがいを感じています。

    Q.小説家をめざす学生たちにメッセージを。

    A.小説家をめざすのであれば、人と触れ合う機会をたくさんつくって、いろんな“経験”をしてほしいですね。僕は何十種類ものバイトを経験して、そこで出会った人との関わりが、作品に登場するキャラクターに人間味や深みをプラスしてくれ、小説に厚みをもたらしてくれてると思っています。

    掲載年度:2023年

先生からのメッセージ

  • 個性あふれる“映画好き”たちと、作品づくりに奮闘しよう!
    • 栗原大輔先生
    • 栗原大輔さん

    学部・学科・コース映画制作科 の詳細はコチラ

    映画制作科の特徴は、やはり“映画好き”の学生が多いということですね。好きな作品やジャンル、志望職種は各人で異なりますが、いろんな個性をもった“映画好き”が集まって、みんなで力をあわせて、ひとつの作品を制作するために、日々奮闘しています。学校の機材室には、映画制作に必要な撮影・照明・録音機材が豊富にそろっているので、2年間でこれらの機材を使って、たくさんの作品をつくってほしいです!

    掲載年度:2023年

  • 演出や映像制作のスキルをプロから学ぼう!
    • 伊藤亜季先生
    • 伊藤亜季さん

    学部・学科・コースプロモーション映像科 の詳細はコチラ

    プロモーション映像科は“映像や音楽が好き”という学生が多いです。MVはメジャーシーンだけではなく、韓国アーティストやアイドル、ロック、HIPHOPなど、一つのジャンルだけでなくいろいろなジャンルの作品を見ている印象があります。授業では、映像ディレクターをはじめさまざまな講師を迎え、演出や技術などを教えていただいています。受け身にならず興味を持ったことに積極的にチャレンジすれば幅広く学べる学科なので、ぜひ熱意をもってきてほしいです!

    掲載年度:2023年

  • 卒業生はアニメ制作会社や作画監督にも!幅広い職種を目指せます
    • 景利康弘先生
    • 景利康弘さん

    学部・学科・コースアニメーション・CG科 の詳細はコチラ

    本科を担当して23年。多くの卒業生をアニメ制作会社に送り出してきましたが、現在では監督や作画監督など各部署のチーフとして活躍する卒業生も増えてきました。教え子たちが日々現場で活躍していることが、僕の自慢です! この学科には、アニメーター志望の絵が上手い人、CGが得意な人、監督になりたい人など、さまざまな職種を志望する学生が入学してきます。学科のなかでチームを組んで、たくさんの作品をつくっていきましょう!

    掲載年度:2023年

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