臨床工学科
臨床工学科

ー 医療現場でのニーズが高まる臨床工学技士 ー
医療の高度化・多様化が進展する現代において、その発展を支えるためには、医学や工学の知識と先進的な生命維持管理装置*の専門的知識・技術を持ち、それらの操作やメンテナンスを行うことができる技術者が必要不可欠です。臨床工学技士は、2007年の医療法改正に伴い、医療機器に関わる安全管理の体制を確保するため、すべての医療機関に医療機器安全管理責任者として配置が義務付けられました。一方で、東北地区などは、医療機関などの数と比較して、臨床工学技士の数が不足している状態が続いています。本学は、そのような医療現場の人材ニーズに応えるため、2016年4月、臨床工学技士の養成をめざす臨床工学科を開設。
*生命維持管理装置:人工透析装置、人工心肺装置、人工呼吸装置、手術用機器、除細動装置、ペースメーカ、高気圧酸素療法機器
「臨床工学科」の特長
さらに高度化する先進医療を支える臨床工学技士の養成を基本とし、単なる技術者ではなく、先進的医療機器の研究・開発に必要な知識・技術を学び、幅広い教養、豊かな人間性と研究心を持ち、医療チームの一員として医療機関などでより高度な医療の提供に貢献できる人材を育成します。
【徹底した少人数教育】
基礎教育、専門教育をとおして少人数教育を重視し、学生の相談に乗る体制を整え、
学生と教員が密なコミュニケーションをとれるようにします。
【幅広い教養と豊かな人間性を身に付ける】
臨床工学科の講義やゼミ以外にも、地元学や哲学カフェなど、対話をとおして考える
ゼミなどにも参加することができます。また、ベートーベンの第九(合唱)コンサート、
ボランティア活動、海外での語学研修などの活動など、教養を深め人間性を磨く機会を提供します。
【チーム医療を視野に入れて学ぶ】
本学には、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、看護師、保健師、言語聴覚士、視能訓練士を養成する医療福祉学部があり、それらの資格取得をめざす学生が多く在籍しています。1キャンパスで他学科の学生と交流ができるという強みを生かし、様々な専門職との連携(チーム医療)が求められる医療現場で活躍できる臨床工学技士の養成を目指します。
- 別学・共学
- 共学
- 昼/夜/通信
- 昼
- 年限
- 4年
- 募集定員
- 40
卒業後の進路
〇医療機関(大学病院、国公私立病院など)
〇医療機器メーカー
臨床工学科を卒業し、臨床工学技士の免許を取得すると、大学病院、国公私立病院、診療所、医療機器メーカで働きます。医療機関では 人工透析室、臨床工学室、手術室、集中治療室など、最先端医療の現場で医療チームの一員として活躍することになります。東北 6 県で働く 臨床工学技士の約 7 割は前身である東北文化学園専門学校臨床工学科の卒業生で、就職率は100% です。
目指せる資格・検定
- 臨床工学技士
学費
入学金
240,000円
卒業までの総学費
6,300,000円
学費について
入学金免除の優遇措置
【 卒業生や兄弟姉妹の入学を支援いたします 】
本学校法人の設置する学校の卒業生及び卒業生・在学生の親族入学者を支援する入学支援制度です。