進路ナビニュース

【独自調査】Withコロナ時代の進路指導と進路選択に関するアンケート 調査結果 Vol.8

高校生のための進路ナビニュース

Q.生徒が就職情報を得る際に、先生方がとくに重要だと考えている手段は何ですか。(上位5つまで)

生徒が就職情報を得る手段(Vol.7)のなかで、教員がとくに重要だと考えている就職情報の入手手段について聞いた。
「企業訪問・見学会」(74.5%)、「求人票」(73.7%)がもっとも多く7割を超えた。教員も、求人票が就職希望者にとっての重要な情報であると認識しているようだ。ただ、7割以上の教員が企業訪問や見学会は重要だと考えているように、求人票からでは把握できない職場の様子を自分の目で見て確かめる必要性はあるだろう。
そのほかのイベント系の手段では「校内の進路行事(対面)」が40.7%、「校外の進路相談会(対面)」が25.6%だった。しかし、オンラインでの進路行事や相談会と回答した教員の割合は低いことから、就職に関係するオンラインイベントの普及度合が影響している可能性はあるものの、進学以上に対面でのやりとりを重視していることがうかがえる。
求人票は高校や生徒にとって応募時だけに閲覧するものではない。とくに工業科や商業科をもつ専門高校では、求人票をファイリングした資料を学年問わず各教室に配置している学校が多い。職業研究や企業研究の材料として活用するためだ。情報収集源としてこれだけ重要視され、活用されている求人票は、募集企業にとっても応募者を集める重要なツールになるはずだ。だからこそ、募集企業側は入社後を少しでもイメージできるような求人票作成を心がけたい。

アンケート結果の完全版は以下からご覧いただけます。
参考:【高校教員対象】Withコロナ時代の進路指導と進路選択に関するアンケート調査結果(完全版)

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