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【独自調査】Withコロナ時代の進路指導と進路選択に関するアンケート 調査結果 Vol.6

高校生のための進路ナビニュース

Q.生徒が進学情報を得る際に、先生方がとくに重要だと考えている手段は何ですか。(上位5つまで)

生徒が進学情報を得る手段(Vol.5)のなかで、教員がとくに重要だと考えている進学情報の入手手段について聞いた。結果は、「オープンキャンパス(対面)」(88.2%)が圧倒的で、次いで「校内の進路行事(対面)」(67.3%)が続いた。「生徒が進学情報を得る主な手段」の結果と同様に、対面でのイベントを重視していることがわかる。
一方、オンラインによる入手手段の割合は、「オープンキャンパス(オンライン)」でも29.2%で、「校内の進路行事(オンライン)」は12.9%、「校外の進路相談会(オンライン)」は7.9%と、どれも「生徒が進学情報を得る主な手段」と比べて低かった。
先生がオープンキャンパス(対面)を重視していることは明らかだが、特筆すべきはオンラインによるイベントの割合の低さだ。生徒以上に対面でのコミュニケーションで得られる情報の重要性を感じているのだろう。また、生徒がオープンキャンパスに参加する際は、キャンパスの雰囲気や周辺環境などを確認してくるように指導する先生も多い。これらは、オンラインではつかみにくいところだ。

大学や専門学校にとっては、生徒・先生ともに対面型のイベントを重視していることから、これらが学生獲得の強力なツールであると再認識できる結果となった。校内の進路行事においても、実際に高校を訪れることは先生との情報交換や信頼関係を構築する機会にもなる。十分な感染症対策を施したうえで開催・参加し、イベントで生徒の進路選択を後押ししたい。

アンケート結果の完全版は以下からご覧いただけます。
参考:【高校教員対象】Withコロナ時代の進路指導と進路選択に関するアンケート調査結果(完全版)

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