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いざ出願

9月15日より総合型選抜(旧AO入試)の出願が始まった。
我が家の高校3年生の息子は、
指定校推薦での受験が断たれてしまい……。

《詳細掲載アドレス》
https://shinronavi.com/news/detail/1059

そこで、総合型選抜を選んだ。
資料を取り寄せ、書類の記入、高校への調査書依頼等、
本人が全て準備をした。
長男は専門学校に進学したため、
子どもの大学への出願は初めての経験だった。
ひたすら次男が準備していくのを見守っていた。

「これってどういう意味? 旧姓って何?」
おそらく在学証明の箇所を尋ねているのだろうと思った。
「言葉の意味を調べてみて!」
調べると理解できたようで、記入に移った。
何でも私が書いたほうが断然早いのは分かっていたが、
あえて次男にやらせた。

子育てにも通ずるものがあり、
簡単に答えを教えるのではなく、
まず「考える」ことをさせる。
私の中ではそれが当たり前となっていた。
子どもたちは、
「なんで?」「どうして?」
ばかりだったが、
それは予想の範囲内。
自分自身で考え、意見をもち、行動する。
そんな子育てを無意識にしていたのかもしれない。
今回の大学出願は、ある意味集大成に近いものがある。

書類がそろった。
あとは、簡易書留による出願を残すのみになった。
郵便局での簡易書留の手続きもやらせたかったが
6時間授業で間に合わないため、私が行うことになった。
出願前夜、私は先に就寝するため、
「書類そろったら、鞄の上に置いてね」
と伝えた。
朝、起床すると鞄の上に書類があった。

中身を確認しようと思い、書類を出した。
すると
「今、書類出したよね。書類がなくなったらどうするの?
確認するから戻して!」
と怒られてしまった。
「あ、ごめんね。でもさあっと見ただけだよ」
と私。
本人は、昨夜遅い時間まで書類の確認をしていたようで、
寝不足みたいだ。
私がやれば早いことを、
あえて次男にやらせた。
このことは、今後きっとプラスになるだろう。
これから高校3年生にとって、
大事な時期に入る。
体調に気を付けて、
わが子だけでなく全国の高3生を応援したい。

【著者プロフィール】
三児の母。1999年ライセンスアカデミーを退職。当時は千葉県を担当。
第三子が中学校入学と同時に、2018年復職。現在は東京23区担当。
学生時代は女子サッカー部所属。
全日本学生選手権(大学インカレ)への出場経験あり。

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