私は自己推薦入試で受験をしようと思っているのですが、あまり学校の成績がよくありません。この場合、合格する確率は低いのでしょうか? 公募推薦と自己推薦とでは、どちらが合格しやすいのでしょうか?
まず、自己推薦というのは「テストでは測りきれない能力」や「志望動機・学習意欲」を評価する入試の形です。つまり入学したいという意欲ややる気、今までの活動の中でアピールできる特技などが評価の対象になります。もちろん中には成績も見る学校もありますので、まず受けたい学校の自己推薦と特別入試の合格基準を調べると良いでしょう。合格基準を知った上でどちらの入試を受けるかを決めて対策を練る必要があります。もしかしたら現在の成績でも十分合格圏内である可能性もありますから。
また、公募推薦と自己推薦のどちらが合格しやすいのかという質問ですが、まず公募推薦という入試形態について説明すると、これは学校の設ける基準を満たしていれば高校からの推薦書がなくても出願することができる入試の形ですので、合格基準は自己推薦の時同様、その学校の基準を満たしていれば合格するものです。ただ、公募推薦は指定校推薦とは違い、高校内での受験生の枠数が決まっていない分、チャンスが多いはずです。公募推薦の募集人員をしっかりと把握し、倍率を確認して受験すれば合格する可能性も増えるでしょう。(津田)
2006年01月更新