私はあこがれのバンドがあり、その人に会うためにヘアメイクアップアーティストになりたいと思っているのですが、不純な動機で進路を決めるのはだめでしょうか?
個人的な意見ですが、むしろ、「不純な動機」のほうががんばれるんじゃないかと思います。
私の友人にも、お笑いが好きで、どうしてもお笑い芸人に接する仕事がしたくて行動を起こして、芸能プロダクションに入ってタレントのマネージャをしている人がいます。大切なのは「行動を起こすこと」です。
職業についてですが、「特定のミュージシャン」となると難しいですが、音楽やミュージシャンに関わる仕事としては、ライブ関係の仕事(音響、照明、舞台、イベント関係、ライブハウス関係)、音楽雑誌の編集者・ライター、芸能プロダクションのマネージャ、TV局やラジオ局、ヘアメイクやスタイリスト、などが挙げられるでしょうか。
ただし、芸能関係の仕事に就かなくても、自分の仕事を無理矢理芸能関係にこじつける方法もあります。
これは私の経験なのですが、大学時代、学園祭の運営スタッフになって、あこがれのアーティストを呼んだことがあります。また、知人に新聞記者をやっている人がいますが、記事の内容をなんとかこじつけて、有名人の取材をした、と言っていました。
繰り返しになりますが、動機は何であれ「行動を起こすこと」が大事です。(大滝)
2005年06月更新