私は芸術系の大学に進学したいと考えています。しかし、私の家からだとどこの芸術系大学も遠く、通いきる自信がないので、都心にある専門学校に進学せざるを得ないか、とかなり迷っています。 専門学校ならやりたい事だけを学べるけれど、1年次から就職活動が始まるというのも不安だし、学生生活があっという間に終わってしまうのも嫌だなというのが本音です。どちらの選択肢をとるべきでしょうか?
大学もしくは専門学校の特徴やメリットは、あなた自身が感じている通りです。専門学校では、専門的な技術を学べるけど就職時期は早くやってくる。途中で進路変更をするのはなかなか難しいです。それに対して大学は、学ぶ期間は十分にあるけれど、場所の問題があったり、4年間通うわけですからお金もかかってしまいます。
内容だけで言えば、大学でも専門学校でもメリット、デメリットがあります。どちらが充実したものになるかは、あなたが学校に行って何をしたいか次第です。技術を身につけて就職したいのであれば専門学校、芸術を学問として学び、じっくり作品を作りたいなら大学に進学するのがよいでしょう。
ただし、距離だったりお金だったり、そういった問題があるのであれば、話は違ってきます。たとえばどうしても行きたい大学があった場合、その大学の近くに一人暮らしをするという選択肢はあるのかどうか。寮のある大学を探す、金銭的にきびしいのであれば奨学金を考えてみるなど、方法はあります。(大滝)
2005年06月更新