最近、体育教師になりたいと考えるようになりました。 ですが、特別に得意なスポーツもなく、運動神経がずば抜けてよいというわけでもありません。高校で所属している部活動も文化部で、運動関連の実績はありません。 このような状況でも体育教師を目指すことはできるのでしょうか。
体育教師を目指す場合、まずは勤務したい学校種(中学校・高等学校)の保健体育の教員免許を取得する必要があります。この免許は大学の教育学部や体育・スポーツ系の学部・学科などで取得できます。
運動やスポーツが特別に得意でないのであれば、体育専門の学部・学科よりも地元国公立大学などの教育学部教員養成課程の体育専攻などを選んだ方が良いと思われます。
体育大学、特に有名どころの大学には、高校時代にインターハイに出場しているような運動が得意な学生ばかりが集まってくるため、高校時代に運動部に所属していない受験生では、実績面で入試に不利になります。さらに、無事に入学できたとしても、保健体育の教職課程で履修する実技科目のレベルが上がるため、単位取得に相当な努力が必要になる可能性があります。
それを考えるなら、教員養成を目的とした教育学部で体育専攻を選ぶ方が、色々な点で楽になるのではないかと思われます。
ちなみに体育教師を目指す場合、実技を避けることはできません。
保健体育の教職課程では、陸上競技、水泳、球技、器械運動、武道、ダンス、体つくりなどの科目の単位取得が必要となりますし、教員採用試験でも、水泳、陸上競技、球技、器械運動、ダンスなどの実技試験が課されることが多いです。
ですので、体育教師になりたいのであれば、日常的に運動をするようにし、体力と運動センスをつけていく必要があると言えるでしょう。
2019年06月更新
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