夏休み明けから学校に行けなくなってしまいました。 専門学校志望なので、書類を提出すれば合格できると思いますが、高校の先生に推薦のお願いに行く気にもなれません。 夢に向けて頑張りたいという気持ちは強いのですが、学校へ行きたくないという気持ちも強く動けずにいます。 このままでは、進学できないのでしょうか。
少々厳しい話になりますが、高校での欠席日数が多いと、専門学校への進学自体が難しくなります。何故かと言えば、専門学校の入学選考では、高校での欠席日数が非常に重視されるからです。
専門学校の推薦入学の出願資格に、「高校での欠席日数が○○日以内であること」と具体的に記されていることも珍しくありません。厳しいところでは、高校3年間で欠席日数10日以内とされていたりしますし、そうでないところでも20日くらいが基準とされることが多いでしょう。
一般入学であれば、この基準はゆるくなったり、まったくなかったりしますが、それでも欠席日数が多すぎると書類選考で不合格になる可能性が高くなります。
専門学校が何故そこまで欠席日数にこだわるのかと言えば、入学後、授業についてこられるのかどうかを、入学希望者の高校時代の実績から計っているためです。
専門学校は、短期間で目指す職業に必要とされる知識や技術、資格等を身につけるための学校です。そのため、一日あたりの授業時間は長く、授業の進み方も早くなっています。一日に学ぶ内容が多いため、下手に欠席してしまうと授業について行けなくなり、最悪、志半ばで中退する羽目になってしまいます。
そのような事態を避けるため、専門学校は、高校時代の欠席日数を手がかりに、入学選考の段階で入学希望者の耐性のチェックをするわけです。
また、欠席日数が多すぎると、高校を留年してしまう可能性があります。高校を卒業していないと専門学校に進学することはできませんので、留年した時点で進学は不可能となります。
このように、高校での欠席日数が多くなると、進学もままならなくなってしまいますので、今からでもきちんと出席するようにして、卒業までの間、しっかりと通い続けるようにしてみましょう。
もし、人間関係の不調などの理由から高校に通いたくないということであるならば、高校の先生に相談をして解決策がないかどうか探っていくことをオススメします。
2018年03月更新