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フリーターをしている23歳の男です。 いつまでもフリーターではまずいと思い、外国語大学の夜間学部を受験しようと思っています。 ですが、大学で英語をマスターしても、卒業時の年齢が高くなりすぎて、語学力を活かせる職場に就職できないのではと不安に感じています。 下手に大学に進むよりも、本意ではなくとも、今働いているチェーンの飲食店に就職してしまった方がよいのではとも考えてしまいます。 どうしたらいいのでしょうか。アドバイスをお願いします。

回答

 より良い就職先を見つけるために、大学に進学するという考え方自体は正しいと思います。

 ただ、大学で身につけることを語学のみに限定してしまうと、年齢的に、卒業後の就職活動に苦労する可能性があると思います。

 英語をはじめとする語学に長けた人が増えている現在では、語学力の高さは必ずしもアドバンテージにはなりません。ビジネスの現場では、語学力は単なる道具でしかなく、オフィスソフトを過不足なく使える、といったスキルと大差ない扱いしか受けないことも珍しくありません。

 一般の企業でもそのような状況ですので、外資系企業や外人客の多いホテルなどであれば、語学力は持っていて当然のスキルとしてしか扱われない可能性もあります。

 それを考えるならば、大学に進学して何を学ぶのか、学んだことが将来の自分のキャリアにどのように影響してくるのか、といったことについて、より深く考えてから進路を決めていった方がよいと思います。

 例えば、資格の有無が重視される医療業界であれば、多少年齢が高くとも、有用な資格を持っていさえすれば、どこかしらに就職先を見つけられるという状況もあります。

 まずは業界研究、職種研究などを行って、自分に合っていて、かつ将来性のありそうな業界はどこなのか、を確かめてみるとよいと思います。

 めざす職業が決まれば、自然と進路や進学先も決まってきますので、情報不足から来る悩みや不安を減らすこともできると思いますよ。

2012年05月更新

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