法律関係の仕事をめざす場合は、進学先は法学部に限定されてしまうのでしょうか? 法学部以外でもよいのであれば、どの学部がよいのでしょうか?
法律関係の仕事にも色々とありますが、裁判官や検察官、弁護士のような法曹をめざすのであれば、司法試験合格が必須条件となりますので、法科大学院へ進学するのが一般的な進路となります。
法科大学院には、法学部以外からも入学することができますが、履修年限が3年になる(法学部出身者は2年)、法学部以外の学部出身者向けの募集定員が少ないなどのデメリットがありますので、できることならば法学部に進学しておいた方がよいでしょう。
ただ、公認会計士や税理士などのような、法曹以外の法律関係職であれば、法学部に進まなくともめざすことができますので、法曹にこだわらないのであれば、そのような進路を選んでみてもよいと思います。
何にせよ、具体的になりたい職業が決まらなければ、進路も決まってきませんので、まずはめざす職業を具体的に決めていくことから始めてみるとよいと思います。
インターネット上の仕事調べサイトなどを利用することで、世の中に存在する職業について調べて行くことができますので、まずは仕事調べから始めてみることをおすすめします。
2011年11月更新