法科大学院に入学すると、どのくらいの確率で司法試験に合格できますか。
進学する法科大学院によって司法試験の合格率は変わってきますので、何ともいえません。
2006年度に新司法試験が実施された時には、法科大学院で勉強すれば、ほぼ50%の確率で法曹資格者になる権利が得られると言われていました。実際、その年には法科大学院全体として見れば50%弱の合格率を達成しましたが、大学ごとの合格率は、0~83%(受験者が1人だったため合格率が100%になった大学を除いています)とばらつきが出ています。
その後、新司法試験の合格率の低迷、法科大学院の定員割れと下位校の募集停止など、法科大学院を取り巻く状況は混迷の一途をたどっており、制度そのものに変更が加えられる可能性も否定できません。
ですので、法科大学院への進学にあたっては、事前に十分に情報を集めておくことをおすすめします。
2015年02月更新