国公立大学と併願する私立大学の選択で迷っています。 第一志望の国公立大学と同じくらいのレベルの私立大学を受験する場合、入試科目が増えてしまうため、受験勉強の負担が増えてしまいます。入試科目を増やさずに受験できる私立大学もあるのですが、レベルが若干低くなります。どうしたら良いのでしょうか。
併願の私立大学のレベルを落とすべきかどうかは、あなたの考え次第となります。
仮に併願校のレベルを落として合格できたとしても、その大学に進学する気がないのであれば、受験するだけ無駄と言えるでしょう。ですので、併願校を選ぶ場合は、万が一本命の大学に落ちてしまった時、本当に併願校に進学しても良いと思っているのかどうかが重要となります。
併願校のレベルを上げてしまうと、勉強しなければならない科目が増えてしまって負担になる、ということであれば、できる限り負担を減らせる入試方式を選んでみても良いと思います。
近年の大学入試では、全学部統一入試や、センター試験利用入試、AO入試など、様々な入試方式が用意されています。上位の私立大学でも、これらの入試方式を採用している大学は珍しくありませんので、大学の入試実施要項が固まるのを待って、あなたにとって都合の良い入試方式がないかどうか、確認してみると良いでしょう。
大学の入試実施要項は、一般に7月31日までに発表されますので、それまでの間は基礎学力を磨くことを中心に勉強を進め、志望校が決定してから各大学に合わせた対策を練っていくと良いでしょう。
大学入試の入試方式の詳細については、進路ナビ上のコラム「AO・推薦入試のコツ」「大学入試を知ろう」が参考になると思います。ケータイ版進路ナビであれば、「お役立ちコラム」のコーナーに収録されていますので、一度、目を通してみることをおすすめします。
2009年08月更新